活動日誌

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「外交安保・核廃絶」の記事

 IMG_3486.JPG午後から、京都市山科区の「平和を守る会」の総会で挨拶。日本平和委員会の地域組織として、草の根から平和の活動を続けておられます。

 日本学術会議会員の任命拒否や敵基地攻撃能力保有や問題など、安倍政権の負の遺産を継承し、さらに暴走する菅内閣とのたたかいについて述べました。

 続いて、府南部の宇治田原町議選勝利に向けた演説会。二期目をめざす山本ただし町議、妻の今西くみこ町議の後を継ぐ新人の今西としゆきさんの勝利を訴えました。

 IMG_3496.JPG11/27告示で、26日からの臨時国会の本会議代表質問の真っただ中の選挙。コロナ禍の中、住民の命と暮らし守る町政・町議会の実現と菅政権による安倍政治継承にノー突き付け、政治の転換を進める選挙として、ご支援を訴えました。

IMG_1223.JPG すでに、27日付の「しんぶん赤旗」で報道済みですが、この写真が、普天間基地での有害物質を含む泡消火剤大量漏出の米軍報告書。防衛省が私の事務所に提出したもの。
 事故の原因は格納庫近くで米兵がバーべーキューをしていて火災報知器が作動したが、操作方法がわからず、流出をふせぐためにドアを閉めようとしたものの10年間も故障していて閉まらなかったというもの。驚くべきずさんさです。
 米軍は基地外に漏出した泡の除去作業は地元自治体まかせにし、一方、当初は国や県の立ち入り調査を認めず、認めて以降も事故地点の土壌採取など拒否しています。日米地位協定を抜本改定して地方自治体の立ち入り調査権を認めさせることは急務です。
 今日は午前中の国対で朝の野党国対委員長連絡会議の報告を受け議論。野国連でも、杉田議員の女性を侮辱する発言は問題であり、自民党として対応するよう求めることで一致しました。その後の与野党国対で、23日からの臨時国会召集の方向だが、会期については提出法案がまだ確定しておらず流動的だと自民党からあったとのことです。
 IMG_1221.JPG「特別支援学校に設置基準」――今朝の「毎日」の一面に思わず、よしっと声を上げました。関係者の皆さんの粘り強い運動で大きな前進を作り出しました。私も愛知県の学校を訪問して視察し、各地の関係者との懇談や院内集会にも参加してきました。
 山下よしき議員が文科省からレクを受けたところ、明日、有識者会議でどういう設置基準にするか「小学校設置基準」を参考に検討されるとのことです。
  今日は午前中は歯医者。午後は国対の会議や議員団会議。さらに議員会館で開かれた「敵基地攻撃能力を検証するシンポジウム」に参加。集団的自衛権問題研究会の主催で大変有意義はシンポジウムでした。
敵基地シンポ.jpg 国際人道法研究の第一人者である松井芳郎名大名誉教授が、「敵基地攻撃は自衛権で正当化されるか」と題して30分の講演。国際法、国際人道法の原則や、過去に世界でおこなれた武力攻撃の問題点をなどに触れながら、政府・自民党が進めようとしている敵基地攻撃能力保有の問題点を明快にお話いただきました。
 その後、会場参加者との質疑応答や主催団体関係者からの報告が続きました。
 日本共産党から赤嶺議員と私が参加、立憲民主や社民党からも参加があり、それぞれ発言しました。私の3分間発言を紹介します。
 日本共産党の参院議員の井上哲士です。
 集団的自衛権の行使を認めた安保法制の下で、自衛隊が敵基地攻撃能力を持つことの重大性について述べます。
 敵基地攻撃とは何か。河野前防衛相は7月9日の参院外交防衛委員会での私の質問に対し、次のような「一連のオペレーション(作戦)」だと答弁しました。
 ▽相手国の領域において、移動式ミサイル発射機の位置をリアルタイムに把握する。それとともに地下に隠蔽(いんぺい)されたミサイル基地の正確な位置を把握する▽防空用レーダーや対空ミサイルを攻撃して無力化し、相手国領空の制空権を一時的に確保する▽その上で、移動式ミサイル発射機や堅固な地下施設となっているミサイル基地を破壊し、発射能力を無力化する▽効果を把握した上で(不十分であれば)さらなる攻撃を行う。ここまで言っています。
 これは、政府が憲法上保有できないとしてきた他国への「攻撃的な脅威を与えるような兵器」そのものです。
 一方、安倍前首相は、安保法制の審議の際、他国領域での集団的自衛権の行使について、ホルムズ海峡での機雷掃海以外「念頭にない」というだけで法律上できないとは言わなかった。さらに「我が国は敵基地攻撃を目的とした装備体系は保有しておらず、...集団的自衛権の行使として敵基地を攻撃することはそもそも想定していない」と述べるだけでした。
しかし安保法制成立後、小野寺元防衛相は、北朝鮮からグアムへのミサイル攻撃が、集団的自衛権行使の要件である「存立危機事態」に当たることがあると答弁しています。その小野寺氏が自民党の座長になり、ミサイルを迎撃できない場合があるとして、発射前の基地をたたく敵基地攻撃能力の保有を政府に求めたのです。
このように集団的自衛権行使と敵基地攻撃能力保有のもと、米国を狙うミサイルを発射する前に叩こうと、日本への攻撃がないのに米軍と一緒に敵基地を攻撃することになりかねません。それは反撃によるおびただしい被害が日本で生じることになります。敵基地攻撃能力保有の検討は直ちに中止し、安保法制は廃止すべきです。
 フルイ.jpg京都を拠点に活動されている画家で臨床美術士のフルイミエコさんの個展が東京駅近くで開かれていて、昨日、鑑賞しました。いつもながら、華やかだけど心落ち着く色合い。ビアノ、バイオリンなど楽器をモチーフにしたものに目が惹かれました。もちろん、猫に絵にも。
 昨日夜の政府新型コロナ対策本部で、観光等を短期を除く「中長期」滞在の外国人の新規入国の再開が決まりました。午前中に、外務省、文科省から現状や検討状況について説明を受けました。
 この間、外国人の入国制限については、日本に在留資格を持つ人や、感染が落ち着いている国のビジネス関係者などl順次緩和が進んできました。いずれの場合も、出国前の検査、入国後の検査と14日間の隔離が基本的に条件となっています。
 ただ、多くの航空便が運休したり、警戒感もあり、入国者数は多くなく、現状でも空港の検査能力には余裕があるとのこと。
 また国費留学生の全面的受け入れがすでに始まっていますが、大学入学前に日本語を学ぶ留学生については受け入れが進んでいるものの、大学に入学する留学生についてはまだ1名にとどまり、本格的には秋学期が始まるこれから。
 空港からの移動や2週間の隔離については受け入れ教育機関が責任を持つことが必要ですが、その確認がすべては終わっていないとのことでした。
 今後、私費留学生についても全面解禁になると人数は30倍になりますが、教育機関の受け入れ条件の整備などが必要で、必ずしも一気に増える状況ではないようです。
 感染拡大防止をしっかりやりながら、必要な国際的往来を確保することを両立させなくてはなりません。現場の皆さんのご苦労がありますし、すでに留学や就職の準備をされてきた皆さんの要望もあります。これからも、随時、状況を聞いて報告します。
 20.9.25 原水協.jpg日本原水協主催で議員会館で開かれた「核兵器廃絶国際デーパネル討論」に参加。「核兵器禁止条約に参加する日本を――被爆国にふさわしい政治に転換を」がテーマで、第一部で、立憲民主党の塩村参院議員の挨拶に続き、私とれいわの辻村ちひろさんが発言し、質問に答えました。
 私は、条約批准国が45になり発効まであと五ヵ国になったこと、未批准国でもNATO20ヵ国や日本、韓国の元首相や外相、元国連事務総長、元NATO事務総長らが、自国政府に条約批准を求める書簡を出したことを紹介し、いよいよ日本の役割が重要だと強調。
220.9.25 原水協.jpg 午前中に「市民連合」から「核兵器禁止条約を直ちに批准する」との項目を含んだ立憲野党への要請を受けとったことや総理指名選挙で野党が一致して立憲の枝野氏に投票したことも紹介し、「共同の積み重ねの中で大きく前進している。条約に参加する政府を作ろう」と呼びかけました。 二部では被団協の木戸事務局長や市民連合の山口二郎法政大教授らの発言をうけての議論。
 午前中には、コロナ禍で制限されてきた外国人の入国について検査や二週間の隔離等を条件に大幅に緩和すると報道された内容について外務省、文科省から説明を聞きました。
 駐中国日本大使として赴任する、外務省の前官房長の垂さんが挨拶に来られました。
 20.9.22 八幡市.jpg今日は終日、京都で街頭から訴え。各市議団と共に午前中は八幡市、午後は城陽市、宇治市で共に街頭演説会。宇治では、水谷府議に司会を務めてもらいました。
 最後に京都市山科区で、ちさか拓晃京都二区予定候補や市議とともに訴えました。
 どこでもたくさん集まってくださいました。山科区では、京都市内では初の女性地区委員長として東地区委員長に先日選出された河上洋子さんが現場で陣頭指揮。
20.9.22 宇治市.jpg 今日の演説は「今朝、嬉しいニュースがありました」と切り出し、「地中海の小さな国、マルタ共和国が核兵器禁止条約の45ヵ国目の批准国になりました。あと五ヵ国で条約が発効します」と紹介。
 さらに、「唯一戦争被爆国でありながら、安倍政権がこの条約に反対したことは被爆二世として残念でなりません。この安倍政治の継承を掲げる菅政権では核兵器廃絶の願いを生かせません。ご一緒に核兵器禁止条約に参加する政府をつくりましょう」と、野党共闘勝利と日本共産党の躍進を呼びかけました。
 20.9.22 山科.jpg山科での街宣の最後に皆さんと記念写真。私のとなりが河上洋子新地区委員長。
 20.9宗教者.jpg議員会館前での「敵基地攻撃能力は侵略だ 宗教者ネット集会」で社民党の福島議員と共に挨拶。毎月続けてこられた行動は今日で201回。17年目に入りました。
 「皆さんの粘り強い行動が安倍総理の改憲を許さなかった。しかし、新しい菅新総理は『安倍政治継承』を掲げ、まるで『第三次安倍内閣』かと思うような顔ぶれ。こんな政治が続けば、国民にとって『大惨事』だ」と強調すると参加者からは控えめな笑いと拍手が。
 IMG_3429.JPGさらに、九条をじゅうりんしてきた安倍前首相が、次期政権に敵基地攻撃能力の保有を求める談話を出し、防衛相には安倍総理の実弟の岸氏が就任したことを指摘。「軍事悪循環で日本を危険にする違憲の敵基地攻撃能力保有を力合わせてとめよう」と訴えました。
 最後に、「5年前の9月19日の未明。参院本会議での安保法制強行直後に、この路上で違憲立法の廃止を誓い合いました。その日に日本共産党は安保法制廃止の野党連合政権を呼びかけ、以来、共同を重ねてきました。政権を変えるために、昨日の首相指名では枝野氏に投票しました。他党党首への投票は22年ぶり。共同はここまできた。さらに力を合わせよう」と呼びかけ。
 すると、司会の僧侶の方が「日本共産党の寛容な対応に感謝します」と言って下さり、大きな拍手をいただきました。
 今日は午後から開会式。続いて週末のBS討論番組の打ち合わせなど。
 IMG_3400.JPG官邸前での「安倍首相の『敵基地攻撃能力』保有談話を許さない! 緊急抗議行動」に宮本徹衆院議員と共に参加。立憲民主党、社民党の議員とも一緒に挨拶しました。
 イージス・アショア断念の下、自民党は「防衛に空白作るな」を口実に「敵基地攻撃能力」の保有を求めています。ところが、代替案としミサイル防衛に特化した専用艦建造を有力案とすることをアメリカに伝えたとの報道。「空白」ができるという口実はなくなっても、敵基地攻撃能力を保有する――まさに火事場泥棒です。
 IMG_3399.JPG憲法に違反し、安保政策の根本転換となる「敵基地攻撃能力保有」を、健康を理由に「大切な政治判断を誤る」から辞任を表明した総理が、「談話」により次の内閣を縛るなど絶対に許されないと訴えました。
 午前中から国対会議、参院議員団班会議、国会議員団会議と続きました。その間にも様々な情報が入り、早期の衆院解散総選挙の動きが強まっています。今日は東京の小選挙区候補発表の会見が行われ、夕方には新宿駅西口で志位委員長と東京の比例候補と共にズラリと並びました。
 IMG_1033.JPGもうすぐ発売の雑誌『前衛』10 月号に「女性の権利を国際基準に~女性差別撤廃条約選択議定書の批准を」を書きました。
 ジェンダーギャップ指数が121位にまで落ち込んだ日本の現状打開のために、個人通報制度を盛り込んだ選択議定書の批准が不可欠です。批准をめぐるこの間の国会論戦の到達点と課題を明らかにしています。
 巻頭の日本共産党の衆議院議員の座談会も必読です。コロナ対策で国民の声と野党共闘を力に、政治を動かしてきましたが、「赤旗」の質問報道ではわからない、質問に至るまでの調査や政府との粘り強いやり取りなどの努力、質問への反響など、私も初めて知るエピソードも満載。ぜひ、お読みください。
  
  普天間基地の泡消火剤の流出は格納庫のそばで米軍人が行ったバーベキューが原因だったことを米軍が明らかにしました。なんということか。怒りに震えます。
 発がん性が指摘されるPFOSを含む泡消火剤が大量に流出した直後に外交防衛委員会で質問しました。地元の消防が基地外に流出した泡の除去作業を必死で行っていたにも関わらず、米軍は見に来ただけで自らは作業しなかったことにも県民の怒りの声が上がりました。
 質問では、外務、防衛両大臣が速やかに事故原因を明らかにするよう米側に求めていると答弁しましたが、米側はバーべーキューが原因なのは事故直後にわかっていたはず。それを5ヵ月間も隠していたことになります。
 この間の在日米軍のコロナ感染に対する情報秘匿といい、それをまともに批判しない日本政府の態度といい、許しがたい。怒、怒、怒。
IMG_1034.JPGイージス・アショアの配備撤回の経緯について河野防衛相が会見し、発表しました。ブースター落下の安全性について、地元に約束していたことが実現できなかったことを「慎重さ、誠実さを欠いた」としましたが、その理由に、安全保障環境が厳しさを増す中、導入・配備が急がれ、安全措置の検討と地元説明が並行的に実施することになったことや防衛省に十分な知見がなかったことを挙げました。
 ではなぜ、「安全」と約束したのか。報告書では、アメリカからブースター落下の安全についての確約はないまま、米側の情報にもとづいて防衛省が安全と「判断」したことが述べられています。
 要するに、アメリカ言いなりで「配備ありき」で進め、そのための方便で安全と約束していたということ。それへの反省はまったくありません。これではだめだ。
 ましてやイージス・アショアの配備断念を逆手にとった、敵基地攻撃能力の保有など許されません。
 
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