活動日誌

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「外交安保・核廃絶」の記事

 21.1.24 諏訪市2.JPG長野県諏訪市で、「核兵器禁止条約の発効を祝う集い」に参加しました。諏訪市原水協と市民連合すわの共催。お隣の茅野市在住の藤森俊希日本被団協事務局次長に講演に続き市民と野党の意見交換会が行われ、「禁止条約に署名する政権を作ろう」と語り合いました。
 藤森さんは被爆者代表として核禁条約の国連検討会議でスピーチされ、7月7日の採択の瞬間は私も国連の会議場でご一緒しました。発効を一緒に喜ぶ機会を設けていただいたことに感謝、感謝です。
 意見交換会では、立憲民主党の杉尾参院議員(動画参加)、社会民主党の中川県議と私が挨拶し、会場からの意見を受けて再度発言。最後に四区予定候補の長瀬ゆき子さんが挨拶をしました。
藤森さんと諏訪市で.jpg 私は条約発効の意義と、被爆国日本が参加することのインパクト等についてお話しし、羽田議員の急逝による参院補選、衆院選挙で勝利し、条約に参加する新しい政権を作ろうと訴え。
 また、会場から安保条約との関係で意見が出されたので、日本共産党は日米安保破棄の立場だが、野党連合政権の一致点は安保の維持であること、安保条約の下でも核禁条約に参加することは可能であり、その際、アメリカの核兵器の使用とその威嚇を「要請」や「援助」をせず、核兵器の「配備」も「許可」しないという点で一致できれば、連合政権は条約の義務を基本的に果たすことができるのではないかとお話ししました。
21.1.24諏訪市.JPG 挨拶の中で、昨日行われた、信州市民連合と野党との意見交換会の報告もあり、会場からは、亡くなった羽田さんを偲び、かならず野党統一補選に勝利しようとの声も相次ぎました。
 その後、党の会議に参加して挨拶。特急あずさが昨夜からの大雪のために運休になっており心配しましたが、午後からは通常通り動き安心しました。明日から衆院予算委で補正予算の審議が始まります。
 今日は諏訪地方としてしては暖かく、全面氷結していた諏訪湖も中の方は融けていましたが、周辺部分は凍結したままです。

 IMG_1951.JPG昨日発効した核兵器禁止条約。ネットでは、全国各地で発効を祝い、日本政府に参加を求める行動が無数に取り組まれたことが満載。みんなが喜んでいます。

 今日は東京、広島、長崎をオンラインでつないだ「核なき世界へスタート」集会を長野県諏訪市に移動中の車内で視聴しました。

 国連の中満事務次長やICANのフィン事務局長、採択した国連会議の議長を務めたコスタリカのホワイト大使、カナダ在住の被爆者サーロー節子さんなどが海外からのビデオメッセージを寄せられました。いずれも、条約の採択の瞬間を国連でご一緒した皆さん。改めて当時の感動をかみしめています。

 IMG_1947.JPG広島県知事と広島市長、長崎市長も挨拶。皆さんが口々にのべたのは、これはゴールではなく「核なき世界」へのスタートであること、同時に、「核兵器の終わりの始まり」であることです。カンボジアが52ヵ国目の批准国になったニュースも飛び込んできました。さあ、さらに進めよう。

 三宅ネクタイ.jpgついに核兵器禁止条約が発効した今日、核廃絶への思いを新たに一日を過ごしました。
 まずは朝。同条約が採択された2017年の国連会議に参加した際にも締めた、高校の先輩で被爆者である三宅一生さんのブランドのネクタイを締め、胸には東京の被爆者団体協議会の折り鶴バッチを付けて気合いをいれました。
 三宅さんは被爆体験を封印されていましたが2007年、オバマ演説に心を動かされ、7歳の時に被爆したことを明らかにし、ニューヨークタイムスで核なき世界を呼びかけられました。こうした被爆者の声が世界を動かしたのです。
 IMG_1943.JPG午前、午後と参院本会議での代表質問。昼休みの時間帯には、議員会館内で被団協主催の条約発効を歓迎する集会が開かれました。コロナ禍の下で密をさけるために各党の出席は一名のみだったので、会館の部屋でリモート参加。
 冒頭、児玉三智子被団協事務局次長が、「亡くなった多くの被爆者に、あなたの命を奪った原爆は国際法で違法になったと報告したい」と挨拶。その思いを込めて黙とうが行われ、私もパソコンの前で黙とうを捧げました。
 各党代表の挨拶では笠井衆院議員が「わが党には被爆二世の国会議員として本村、井上、私と三人いるが、代表して私が挨拶します」として条約発効の意義と決意を述べられました。
 午後の代表質問では小池書記局長が、「核無き世界」に向けた新しい世界の始まりを心から歓迎するとのべ、いまこそ被爆国にふさわしく世界への発信と行動をと、条約への署名・批准を菅総理に迫りました。
 菅総理は相変わらず、署名する気はないとのべ、核保有国と非保有国の「橋渡し」をすると強調しましたが、政府がやっているのは核保有国の「お先棒担ぎ」。この政治を変えねばとつくづく思いました。
 亡くなった多くの被爆者に、「あなたの命を奪った原爆を違法とする条約を日本も批准しましたよ」と報告できるように。

今日は新年最初の議員団会議が開かれました。国対は先週から会議を行い、緊急事態宣言に伴う議運委員会の質疑もありましたが、議員団全体が集まるのは今日が最初です。

 午前中には野党国対委員長連絡会議も開かれ、緊急事態宣言の再発令を想定せず、GOTOトラベル予算の積み増しやコロナ収束後の経済対策として「国土強靭化」予算などを盛り込んだ第三次補正予算は抜本的な組み替えを求めることで一致しました。

 午前中には防衛省からレク。先日、日米実働演習に関して長野県平和委員会と懇談した際に、県が高等学校に対して、米軍機の飛行訓練で配慮すべき学校行事等についてお知らせを求める文書を北関東防衛局からの依頼で出していることを聞きました。

 この件について、防衛省から説明を聞き、さらに資料の提出を求めました。

 21.1.8 長野平和委員会.jpg東京を朝出て長野、新潟で、昨年12月に行われた陸上自衛隊と米海兵隊による実働演習「フォレストライト」について調査を行いました。
 同演習は陸自の相馬原(群馬)、関山(新潟)の両演習場で12月7日から18日まで行われ、陸自から400人とCH47大型ヘリ4機、米海兵隊から500人とMV22オスプレイ6機が参加しました。
 午前中は長野県平和委員会の永井代表理事、林事務局長と、午後は妙高市で、党の霜島・丸山両市議と共に西沢副市長らと、さらに上越市で市民連合・上越の片岡さんとそれぞれ懇談。
 オスプレイの飛行状況や、オスプレイノーの市民集会の取り組み、住民の安全確保や訓練内容等の情報提供を防衛省に要望した内容などお聞きしました。合わせて妙高市では大雪の状況や対応、要望についてもお聞きしました。
 同演習では、演習場を島にみたて、ヘリで部隊を輸送する「へリボン」訓練や火力攻撃訓練などが行われました。米海兵隊の新たな「遠征前進基地作戦」(EABO)――東シナ海や南シナ海をとりまく島を占拠して長射程のロケット砲を配置し、艦船や航空機への威嚇・攻撃をする作戦――の支援を目的としたものです。
 「沖縄の負担軽減」を理由にオスプレイが参加し、その費用は日本側が負担しています。しかし、12/28の米海兵隊ニュースでは、「沖縄本島を離れての訓練は普段とは違った日本本土の訓練ルートと着陸ゾーンに触れる貴重な機会を与えるものだ」と述べており、「沖縄の負担軽減」は口実にすぎないことを明らかにしています。
 上越市で行われた反対集会は野党共闘の枠組みによるもの。来るべき総選挙で、安保法制や敵基地攻撃能力保有論の中で日米実働演習がより危険な内容になっていることや日米地位協定抜本改定の必要性など国民的に広げながらたたかうことについても意見交換しました。
 IMG_1881.JPG長野市も雪でしたが、妙高市は大雪。懇談中も降り続いていました。市との懇談では、老朽化している道路の消雪パイプ等の修繕への支援をはじめ国への要望をお聞きしました。
 大雪のため北陸の在来線は運休に。明日の富山での行動はキャンセルとなり東京に戻ることになりましたが、上越市内は大雪で大渋滞。予定していた新幹線を一つ送らせましたが、それでもギリギリでした。
 日本共産党国会議員団SDGsワーキングチームの学習会を開き、SDGs市民社会ネットワーク政策担当顧問で、『SDGs――危機の時代の羅針盤』(岩波新書)の共著者である稲場雅紀さんからお話しを聞きました。
 SDGs(持続可能な開発目標)は、2015の国連サミットで合意された2030年に向けた世界の指針)。稲葉さんはそのキモとして、①世界から貧困をなくす。②「つづかない世界」を「つづく世界」の二つを挙げ、さらに加えるならとして、③日本を含む「先進国」も本気で取り組む必要あり。
④「誰も取り残さず」、「いつも最後に来る人を最初に」だと語られました。
 ところが日本政府の方針では、「貧困・格差の解消」の課題などが弱められ、デジタル技術による業務やビジネスの変革(デジタルトランスフォーメーション:DX)やスーパーシティ、ソサエティ5.0などがSDGsと関連付けて進められています。SDGsのキモを抑えたものにすることが必要です。
 午後は国対の会議、議員団会議と続きました。昨日会議決定された来年度予算案はコロナ対策は全不十分で国民の暮らしに対して冷たい一方で軍事費は過去最高を更新しました。抜本的組み換えが必要です。
 
 
  ダイイン.jpg国会正門前での「STOP 敵機地攻撃能力 12.17国会正門前ダイ・イン」に参加して挨拶しました。菅政権は、「敵基地攻撃能力」保有について結論を先送りすると報じられていますが、自衛隊に配備されるミサイルの射程を大幅に長くするなど、なし崩し的に敵基地攻撃につながる兵器を導入しています。憲法九条に反し、軍事悪循環でいっそう日本の安全を危うくするもの。許されません。
   今日は参院内閣委員会の閉会中審査が行われ、田村智子議員が新型コロナ対策、学術会議任命拒否問題で政府を質しました。学術会議問題では、政府から新たに提出された資料を基に、杉田官房副長官の深い関与や、「推薦通り任命する義務があるわけではない」という解釈が、「一貫したもの」ではなく、二年前に相当のやり取りをして従来の解釈を変えたことを明らかにし、資料の黒塗り部分の開示など求めました。
 コロナ禍の下で行われてきた入国規制が、この間、一定の緩和がされています。外務省からレクを受け、緩和の内容とそれにもとづく入国の状況、および入国者が国内での感染を拡大した可能性等について聞きました。入国者による感染拡大については、報告の仕組みがなく、把握していなとのこと。
 さらにオリンピック・パラリンピックに開催に伴うアスリートや観客の入国規制の緩和についても聞きました。観客については、世界的感染拡大やワクチンの状況などで変わってくるので、まだ検討中。来年、春には決めるとのことですが、開催そのものの含めて慎重な判断が必要です。
 明日の北陸信越ブロック一斉宣伝行動に参加のため、夕方の新幹線で新潟に向かっています。雪が心配です。
 IMG_3732.JPG「沖縄戦の犠牲者の遺骨が含まれている土砂を辺野古新基地建設の埋め立てに使うことは死者への冒涜。絶対許されない」――院内で開かれた、沖縄戦遺骨取集ボランティア「ガマフヤー」代表の具志堅隆松さんのお話を聞く会で挨拶しました。平和を作り出す宗教者ネットの主催。
 政府は辺野古新基地の軟弱地盤の改良工事に伴う設計変更を申請し、沖縄戦の激戦地であった本島南部の糸満市や八重瀬町から埋め立て土砂をの大半を採取しようしており、県民から怒りの声が上がっています。
 参院本会議の代表質問で小池書記局長が、衆院安保委で赤嶺さんが追及していますが、「関係法令で定められた鉱山から調達される」(菅総理)と答弁するだけで、沖縄の歴史や遺族への配慮は全くありません。
 20.12.16沖縄.JPG集会では、オンラインで具志堅さんからお話を聞きました。ガマに残された遺骨は上半身がないものも多いそうです。座って、胸の前で手榴弾を爆発させて自決させられたため、上半身は飛び散っているのです。最初はなぜ、上半身がないのか分からなかったが、ガマの天井に金歯が突き刺さっているのを見つけ、さらによく見ると骨も刺さっていることから手榴弾によるものと分かったというお話に、沖縄戦の悲惨さが迫ってきました。
 遺骨が混じった土砂を使うことに対し、「死者への冒涜であり、戦争で亡くなった人の遺骨を軍事基地を作るための埋め立てに使い再び戦争の犠牲者を作り出すことなどあってはならない」「遺骨は海に捨てるのではなく、遺族の下に返すべき」という訴えに、改めて怒りがわいてきます。こんな暴挙は、絶対許されない。決意を新たにしました。
 集会の後、ODAの検証の在り方などの問題でNGOの方と意見交換。続いて第三次補正予算案について議員団としての政府レクに参加。予算の多くは、コロナ後の経済対策や大型公共工事中心の国土強靭化。国民の実態や願いとは程遠いものです。
IMG_1326.jpg 離任される南官杓(ナム・グァンピョ)駐日韓国大使の日韓議員連盟主催の歓送会に出席しました。
 「第四次韓流ブーム」と言われるほど草の根の交流が広がる一方、日韓関係は困難を抱えたままです。
 額賀議連会長に続き、各党代表が挨拶。日本共産党から穀田衆院議員・議連常任幹事が挨拶し1、998年の日韓首脳による「21世紀に向けた新たな日韓パートナーシップ」宣言に基づく関係改善を強調しました。
 政府の追加経済対策について議員団としてレクを受けました。目の前にある医療の危機的状況や「このままでは年が越せない」という営業と暮らしの実態に応えない一方、GOTOトラベルの延長や国土強靭化の名による不要不急の大型公共工事の推進を並べたもの。国民の願いとは逆さまです。
 

 IMG_3702.JPG午後から国会対策委員会と団会議に出席。今日の自民・立憲の国対委員長会談で通常国会を来年1/18に召集する政府方針が伝えられました。

 政府は今日、緊急経済対策を発表しますが、内容も不十分ながら、補正予算が執行されるのは一月末に成立以降であり、年末を越せるのかという国民生活の実態とはかけはなれたもの。七兆円残っている予備費を活用した、文字通り緊急の対策こそが求められています。

 午前中は健康診断で精密検査必要と言われた眼底の再検査に代々木病院へ。緑内障になりやすいので注意をといわれましたが、現在は異常なしでした。

 尖閣問題での中国の王毅外相の発言に対する日本共産党の志位委員長の厳しい批判がネットを中心に注目されています。さらに昨日の「毎日」の「尖閣 なぜ日本領か」という、山田孝男氏のコラムで尖閣諸島についての日本共産党の見解が「政府のQ&Aより体系的で、明治期の記述など政府より詳しい」と述べておられることが話題になっています。
 私は、10年前に日中友好議連の若手訪中団に参加した際、中国の社会科学院との懇談の場で、尖閣に対する党の見解を中国側から求められた時のことを思い出しています。改めて、党の道理ある見解は大きな力を持っていると実感しています。
 以下、2010年12月23日のブログより

 中国社会科学院日本研究所を訪問。李薇所長をはじめ、教授や研究員の方など約20人が懇談に参加してくださいました。 ここでは、双方から簡単な挨拶のあと、研究所の側からの質問に日本側が答えるという形。日頃から日本の政治や文化を研究されているだけあって質問は極めて具体的かつ、今日的なもの。

  「民主党政権一年半で問題は多く、日中関係はぎくしゃくしている」「東アジアの中で中日関係をどう位置付けるか」「民主党政権はいつまで続くと思うか」「社会保障における家族の役割をどう考えるか」「防衛大綱に対し中国国内で反発の声が上がっているが、どう評価しているか」などなど。

  私にはご指名で「尖閣諸島問題について日本共産党はどういう政策か」「防衛大綱についての評価」の質問がありました。実は文化、経済問題での懇談と聞いていたので手元に尖閣諸島問題の資料は持っていませんでした。しかし、この間の演説会などで何度も話していますので、事実経過も頭に入っています。

  私は、尖閣諸島は歴史的にも国際上も日本の正当な領土であり、日清戦争の講和条約の議事録を改めて検討したが、尖閣諸島の領有は侵略とは無関係である。同時にこの問題で両国間の緊張を高めるのでなく平和的解決が重要だと回答しました。

  中国側からは「両国は見方が違う。衝突にならないように、争議があると認めたうえで解決のメカニズムを作ってはどうか」との発言がありました。

  この懇談の後、参加した各党の議員らから「日本の立場を筋道立ててきちんと話してくれて感激した」「メモも見ずに、詳しく正確に話せるのはすごい」「共産党の見解を読んだがわかりやすく、役立っている」などの声がかかりました。党の道理ある見解は大きな力を持っています。

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