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「外交安保・核廃絶」の記事

 全面勝訴.jpgやった! 「黒い雨」裁判の二審も原告全面勝訴です。「黒い雨」を浴びて健康被害を受けたと住民などが訴えた裁判で、2審の広島高等裁判所は、1審に続いて国が指定した区域の外にも黒い雨による健康被害が及んでいると判断し、原告全員を法律で定める被爆者と認めました。

 地裁での勝訴判決の直後の昨年の8月6日、広島で原告団、弁護団と懇談し、「国は控訴するな」と強い要請を受けましたが、その直後に国は不当にも控訴しました。あれから一年。司法は再び国の被爆者行政に厳しい審判を下しました。被爆者の皆さんに残された時間は多くありません。国は上告を断念し直ちに黒い雨被害者の皆さんを被爆者として救済すべきです。
 今日の新型コロナの東京の新規感染者は1149人と第四波越えしました。その同じ日に菅総理とIOCバッハ会長が会談。 総理が「安全安心な大会へ決意」 と述べ、バッハ会長が「 新型コロナのリスクをわれわれが持ち込むということは絶対にない」と述べたとの報道。これほど空虚な会談が過去あったでしょうか。
 政府は、緊急事態宣言の対象地域などで酒の販売事業者に対し、酒の提供停止に応じない飲食店との取り引きを行わないよう求める要請を昨日撤回し、先週には、飲食店などへの要請の順守を金融機関に働きかけてもらう方針も撤回しています。まさに無為無策、右往左往。
 そのうえ、国税庁の職員が政府からの国民への要請を自らやぶって酒宴を行い感染。さらに今日は自民党宏池会の政治資金パーティーに関わって秘書四人が新規感染とのニュース。およそ、この政権に国民の命を守る責任感も能力も無し。
 五輪は中止し、コロナ対策に全力を。菅政権を倒し政権交代を。

 DSC02493.JPG昨夜のNHK『クローズアップ現代 やんばる 世界自然遺産へ 奇跡の森の光と影』。土地取引規制法案の質疑で取り上げた沖縄の宮城秋乃さんが登場しました。米軍北部演習場跡地に残された廃棄物を回収し米軍基地に返還したことで「威力業務妨害」の疑いで家宅捜索までされました。

 美しいやんばるの森を汚したまま返還した米軍、現状回復を求めずまともな汚染調査もしない政府、そしてそれを告発した宮城さんを弾圧したことに改めて怒りが込みあがって来ます。

 今日は新型コロナ対策、緊急事態宣言の延長等をめぐって参院厚生労働委員会、衆参の議運理事会で質疑が行われ、倉林、塩川、小池各議員が質問。小池議員は、分科会の尾身会長が昨日、「しっかりとした対策とともに矛盾したメッセージを出さないことが重要」とのべたことを示し、「国民には厳しい行動制限を求めながら、世界最大のイベントの五輪を開催する。まさに矛盾したメッセージだ」と西村担当大臣に迫りました。

意見広告.jpg 今朝の朝日新聞に核兵器禁止条約の批准を求める全面広告が掲載されました。今日7月7日は、同条約が採択されて丁度4年目の日です。4年前の今日は、国連の会議場で条約採択の歴史的瞬間に立ち会い、感動に震えていました。

   以来、条約の批准は急速に広がって発効に必要な50か国をこえ、今年1月22日に発効しました。唯一の戦争被爆国であるのに、日本政府批准に背を向けています。今朝の広告を見て、平和を願う力を合わせて批准する政府をつくろうと決意を新たにしています。

 午前中、「平和遺族会」の皆さんが遺骨のまじった土砂を辺野古の埋立に使うことの中止を求め政府に署名を提出し、要請されるのに同席しました。参加された遺族の方は、それぞれお父さんなど家族を戦争でなくされましたが、誰一人、遺骨は戻っていません。

 一人ひとりがその無念を語られ、遺骨まじりの土砂の使用の中止を強くもとめました。

 IMG_2563.JPG今朝の「しんぶん赤旗」2面に防衛省から私に提出された2020年度の武器調達の実績について報道されています。米国製の高額兵器爆買いにより契約額トップは6年連続で「米国政府」。価格も納期も米国側に決定権があるFMS契約によるものです。

 その下で、軍事予算は7年連続して過去最大を更新しています。

 経産省で驚くべき不祥事。キャリア官僚2人が家賃支援給付金の詐欺容疑で逮捕されました。家賃支援給付金が不十分で、今でも届かないという声があふれているときに、許しがたいことです。経産省が会見で謝罪し、同省担当者が議員会館の部屋に謝罪にきましたがそれで済む話ではありません。

 政権のトップによる政治の私物化やそれを隠ぺいするための公文書偽造などが相次ぐ中で、官僚組織の中にモラルハザードが広がっているのではないか。根っ子からただすことが必要です。

 京都一区の伊吹文明氏が引退を表明されました。伊吹氏は私が文科委員会に所属していた時の文科大臣。教育基本法改悪大論争をしたことを思い出します。衆院議長の際には、議会人の立場から様々政府に苦言を述べられることもありました。記者会見で世襲を「国会議員の職、個人のものではない」とのべられたのも伊吹さんらしいと思います。長い間、お疲れさまでした。
 次の自民党候補がだれになっても、穀田恵二さんを今度こそ勝利させるために全力をあげます。
 国会の会期末に提出した「プロサバンナ事業に関する質問主意書」に政府の答弁書が出ました。同事業は、政府がODAとしてモザンビークで進めてきた農業開発計画。現地の小農などの反対により昨年中止となりました。現地住民の利益に反し、合意もない事業を二度と行わさせないために経緯等を質しました。
 https://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/204/meisai/m204122.htm?fbclid=IwAR0RApDeFiHcpoQ8odUXnkIWNEKnVy80hB61Vi2TDmWDRvCUgIbRSgmJQJU

滋賀県の陸自饗庭野演習場でまたもや場外に実弾が着弾しました。幸い、人的被害はありませんでしたが、防衛省によると、射撃位置から約2・5キロの演習場内に着弾する予定だったが、実際には約6キロ離れた演習場の南西約1キロの地点に着弾したもの。

 同迫撃砲の弾薬は飛ばす距離に応じて火薬類を抜き取る仕組みで、抜き取る分量を誤ったらしいと報道されています。。場外着弾は2015 年、18年にもあり、18年には外防委で質問しました。その際、地元の皆さんの「演習場は狭過ぎて実弾演習などは無理。やめるべき」との声も示してただしたが、改善されていません。

 IMG_2551.JPG今日は沖縄戦終結76年の「慰霊の日」。犠牲者の遺骨を含む土砂を辺野古埋立に使うなとハンストを行っている具志堅さんに連帯する院内集会に参加し挨拶。
 ハンスト五日目の具志堅さんが、披露から「頭がまわらない」といいながらZOOMで訴えると会場から「頑張れ」の声があがりました。
 反戦平和をアピールすべき日に、なぜこんな抗議のハンストをしなくてはならないのか。沖縄戦犠牲者を冒涜する埋立計画をすすめる政府は倒そう。
 原爆症認定問題懇談①210622.jpg党国会議員団のリニア問題プロジェクトチーム、アスベスト問題での要請、被団協の皆さんらからの原爆症認定問題での懇談(写真)など連続する一日になりました。
 まずは、リニア問題PTでの国土交通省からのレクチャー。JR東海は4月に、地震対策や複雑な工事への対応等を理由にリニア工事費が1.5兆円増額することを発表しました。また、東京外郭環状道路陥没事故を受け、リニア工事でも同様に行われる大深度地下工事に対する不安の声が住民から広がっています。こうした問題への対応等について説明を聞き質疑しました。
 コロナ禍による経常赤字も含め、当初の事業計画とは大きく違ってきており、事業の再評価が求められています。三兆円も財政投融資をしており「民間の事業であり、JR東海の責任」という言い逃れは許されません。
 午後には、東京土建の皆さんが「建設アスベスト被害給付金法」成立への絵お礼と、引き続き建材企業に責任を果たさせるための支援の要請に来られました。
 続いて、笠井、本村両議員と私の「被爆二世トリオ」で被団協や原爆症認定訴訟の原告・弁護団の皆さんとの懇談。6月30日に行われる厚労大臣との第九回目の定期協議を前に、原爆症認定制度の解決など要望をお聞きしました。
 特に、「一連の高裁判決を踏まえた原爆症認定基準に関する当面の要求」の早急な実現を大臣に迫ることへの支援が要請されました。被爆者の皆さんは高齢であり、解決を先延ばしし、これ以上、裁判で被爆者を苦しめることは許されません。
 間を縫うようにして国会対策委員会、議員団会議に出席。

 21.6.16 団会議.JPG朝の2時半に土地利用規制法案が採決され、与党などの賛成で可決・成立しました。審議するほどぼろが出る中で、乱暴に審議を打ち切り、緊急上程して採決するというやり方に怒りを込めて未明の本会議に臨みました。

 終了後、宿舎に戻って仮眠し、8:30から国対の会議。10時から会期末処理のための各委員会が順次開かれ、外交防衛委員会、ODA特別委員会、倫理選挙特別委員会に出席しました。外防委前の理事会で請願の取り扱いの協議が行われました。

 女性差別撤廃条約選択議定書の批准を求める請願について、私は採択を求めましたが、自民党が「すべて保留」したたため、沖縄の風の伊波議員は同請願の採択賛成を表明しましたが、他の会派も「全会一致が原則なのですべて保留やむなし」という発言が続きました。結果としてすべての請願が「保留」となり、残念です。

 11:30から本会議。先立つ議員団会議に、お元気になられた市田副委員長が出席され、拍手で歓迎しました。本会議は、会期末処理のみで5分で終了。その後、議員団控室で正副議長のあいさつ回りを受けました。

 12:15から議員団総会。志位委員長が挨拶に立ち、新型コロナウィルスから国民の命を守る論戦や市民と野党の共闘の前進など日本共産党国会議員団が果たした役割を強調、「この夏は『勝負の夏』だ」として、都議選、総選挙の先頭に立とうと呼びかけました。

 明日、通常国会の会期末を控え、長い一日となりました。8:30の国対の会議で始まり、参院本会議が土地利用規制法案の採決を強行して終わったのが日付をまたいだ夜中の2時半でした。
 朝九時に衆院で内閣不信任案が提出され13時からの本会議で討論・採決が行われました。立憲・枝野代表による趣旨弁明に続き、日本共産党から志位委員長が賛成討論に立ち、四点にわたった菅政権が不信任にあたることを厳しく指摘しました。
 与党等の多数により否決された後、17時から参院本会議が開かれ、昨夜提出した内閣委員長解任決議案の趣旨説明と討論・採決。日本共産党から田村智子議員が賛成討論に立ち、これまで与野党合意に基づく委員会運営をしていた守屋委員長が昨日、突如乱暴なやり方を行ったことを批判。その背景に、土地利用規制法案の問題が審議するほど明らかになる中、政府・自民党が審議をうちきり成立をはかるために圧力をかけたことがあると指摘しました。
 与党などの多数で否決された後、議題は残っていないにもかかわらず、議長は本会議の休憩を宣言。今日中に土地利用規制法案の本会議採決まで強行するのが目的。議場内には「散会しろ」という野党の多くの声が飛び交いました。
 会館に戻り、18時から行われていた日弁連主催のオンラインシンポジウム「書籍『国際水準の人権保障システムを日本に――個人通報制度と国内人権機関の実現を目指して』の発刊を記念して、これからのアクションプランを考える」に参加して挨拶。女性差別撤廃条約選択議定書の批准を求める外交防衛委員会での論戦を紹介しました。 

 19:30から内閣委員会が再開。田村議員が質問に立ち、厳しく追及しました。質疑後に採決が行われ、与党などの多数で可決したのは21時半過ぎ。本会議への緊急上程する議案は限定されており、通常、本会議の採決は翌日です。ところが本会議を再開して緊急上程し、今夜中に可決・成立させるという与党の提案通りに我が党や立憲の反対にもかかわらず、水落議運委員長が職権で決定しました。
 
 このような乱暴な議会運営は許されないと、立憲民主党と共に議運委員長解任決議案を提出。本会議はいったん23:20に再開され延会手続きだけ行って休憩。24:10に再開されて議運委員長解任決議案の討論と採決。わが党から倉林明子議運理事が賛成討論に立ちました。
 残念ながら否決された後、再び休憩となり、30分後に再開。土地利用規制法案の討論・採決が行われ、日本共産党から山添議員が反対討論に立ちました。採決の結果、与党などの多数で可決・成立。残念です。
 終了したのは夜中の2:30でした。法案の中身も議会運営もひどすぎる。怒、怒、怒です。
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