活動日誌

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「外交安保・核廃絶」の記事

 IMG_3693.JPG外交防衛委員会で日英包括的経済連携協定(EPA)の質疑に立ちました。コロナ禍の中で、自由貿易一辺倒が危機に脆弱な社会を作ったことへの反省もないままに、最大限利益を求める多国籍企業の要求にこたえたもの。デジタル経済の分野でも、巨大IT企業の利益を個人情報保護に優先させたものだと批判しました。
 一方で、工場や店舗が無ければ課税されない国際課税のルールにより巨大IT企業が海外で税金を払っていないことを見直し、デジタル課税のルールを定める国際的議論が進んできました。
 これに対し米国は、ルールを骨抜きにするよう求めたり、コロナ禍を理由に議論の中断を求める動きをしてきました。しかし、コロナ禍の「巣ごもり需要」や在宅勤務などで、アマゾンやフェイスブックなどは大幅に業績をアップしさせています。
 20.12.3野国.jpg私は、格差の解消のためにもコロナで浮き彫りになった脆弱な社会を立て直す財源のためにもデジタル課税の必要性は一層高まっていると指摘。日本が積極的役割を果たすよう求めました。
 委員会終了後に参院野党国対が開かれ、コロナ禍への対応や総理の虚偽答弁の解明などのために会期の延長が必要だという認識で一致し、与党に求めることになりました。
 IMG_3688.JPG外交防衛委員会でイージス・アショア代替案で最有力のイージス艦「まや」型をベースとした2隻新造案について質問しました。
 「まや」の調達経費は1700億円。一方、新造船は800億円も高い約2500億円になります。防衛省は、アショア用のレーダーSPY7を解約せずにイージス艦に搭載するための船体の大型化等の費用だと認めました。
 防衛省は維持整備費は明らかにしていませんが、昨年のイージス・アショアの地元説明会で、維持整備などライフサイクルコストを30 年間で7000億円としています。維持整備費を含めれば2隻で1兆円以上で、さらにそれ以外の費用もあり、まさに青天井です。
 イージス・アショアは当初、2基で1600億円とされ、それが整備等も含め4500億円となり、ブースター落下問題が明らかになると、改修費用に2,000億円かかり費用対効果に問題があると断念しながら、代替案はさらに大幅に費用がかかる――防衛省の説明は破綻していると指摘し、断念を求めました。
 
 午後から、明後日の質問にむけて国際的なデジタル課税の問題で財務省からレクを受けました。
20.11.27本会議.jpg本会議で、日英経済連携協定(EPA)についての質問に立ちました。冒頭、桜を見る会前夜祭問題で安倍前首相の虚偽答弁の疑いが強まっているとし、証人喚問による真相解明を呼びかけました。
 まず日米関係とバイデン新政権について茂木外相に質問。オバマ政権が検討し、当時安倍総理が反対した核の先制不使用についての見解をただすと「すべての保有国が実行しなければ意味がない」との答弁。
 NPT再検討会議の過去の合意事項を核保有国に迫ること、核兵器禁止条約に参加し、核廃絶の先頭に立つことなど求めましたが、「条約に署名する気はない」など従来の答弁に終始。これが唯一の戦争被爆国の政府かと思うと情けない。
 今日も胸に被団協の折り鶴バッチをつけて質問しました。
 続いて、コロナのパンデミックの下でのサプライチェーンの途絶など、外需頼みの経済成長戦略が、脆弱な経済を作ったことを指摘し、転換をもとめました。西村経済再生担当大臣は、アベノミクスの成果なるものを長々と答弁。議場内は、「そんなこと聞いていない」とのヤジがとびました。要するに反省なしです。
 日英EPAについては、英国と比べても国民への情報開示が大きく遅れていること、輸入農産品への関税の見直し、初めて設けられた「女性のエンパワーメント」の章を実効するものにするための取り組みなどただしました。
 動画は参院インターネット中継でご覧いいただけます。https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/
 終了後、外交防衛委員会の理事懇。来週火曜日に一般質疑を行った後、日英EPAの趣旨説明を聞くことを決めました。
 続いて、防衛省からイージス・アショアの代替策に関する中間報告についてレク。その後、来週の論戦の打ち合わせ。明日の静岡県での行動のために夕方の新幹線で磐田市に向かっています。
 IMG_3687.JPG午前中は外交防衛委員会で質問。科学技術担当の井上大臣が、軍事と民生の両方に使われる「デュアルユース」(民生技術の軍事転用)の検討を学術会議に求めたことを明らかにした内閣委員会の答弁を取り上げました。
 防衛省は2015年にデュアルユース推進のために、大学などに資金を出す「安全保障技術研究推進制度」創設。学術会議は一年近い議論をへて軍事研究に反対する声明を出しました。
 大臣の答弁はその見直しを求めるものであり「政府から独立して職務を行う」とした学術会議法に反していると指摘。軍事研究の押し付けは、学問が戦争に動員した痛苦の経験からつくられた学術会議の原点を壊すものだと批判しました。
 そのうえで、防衛省の制度について、学術会議の声明が問題を指摘している点について具体的に質しました。
 防衛省の答弁で、▽制度の目的は民生技術を軍事に取り込むことであること▽防衛省の職員が防衛装備品という出口を目指して進捗管理をし、資金打ち切りもあること▽研究成果について軍事企業が使うことを拒否できないことを確認。
 声明の指摘しているように「学問の自由と自主性の関係が問題がある」制度であることが浮き彫りになりました。こうした制度の押し付けはやめ、学術会議の任命拒否の撤回を強く求めました。
 朝7:40から、日弁連、弁護士政治連盟と党議員団の朝食懇談会に参加。日弁連・荒中会長、弁政連・村越理事長をはじめ役員の皆さんが出席され、新型コロナ感染対策や外国人の相談への関与について説明を受けたあと意見交換しました。
 その後、外交防衛委員会で質問。午後は、紙智子参院議員団長と共に山東昭子議長と面談し、参院改革協議会の設置について提案を受けました。その後、明日の日米経済連携協定に対する本会議質問を仕上げて通告しました。
IMG_3674.JPG 今日は日米地位協定抜本改定で二つの会合に参加しました。午前中は安保破棄実行委員会の署名うけとり。午後は、総がかり行動のオンラインシンポジウムでのあいさつ。
 夕方には、明日の外交防衛委員会の質問通告。学術会議任命拒否問題と防衛研究の問題を取り上げます。
 衆参予算委で集中審議がおこなわれました。日本共産党から宮本徹衆院議員、田村智子参院議員が質問にたち、桜を見る会、コロナ対策、学術会議問題で総理をただしました。
 IMG_3685.JPG桜を見る会の問題では、安倍前総理の虚偽答弁が明らかになり、菅総理も官房長官時代に安倍総理の答弁を追認する答弁をしていたにもかかわらず、「捜査中のことなので答弁は差し引かる」などと繰り返し。
 
 問題は、国会で繰り返し虚偽答弁が行われてきたことであり、これは捜査とは別の問題。与野党全体が問われています。さらに徹底追及が必要です。
 
 平和大会.jpgZOOMで開かれた、平和大会の特別集会②「日米地位協定問題を考える――占領状態からの脱却を」に議員会館から報告者として参加しました。
 沖縄国際大学の前泊博盛教授が「沖縄から見た日米地位協定の問題点」、私が日米地位協定をめぐる情勢と抜本改定の課題」と題してそれぞれ報告。安保破棄実行委員会の東森さんから当面の運動課題の提起などがありました。
 私は、日米地位協定をめぐる情勢の土台に、在日米軍の兵員増と基地増強が進み、「米軍基地国家」ともいえる事態があること、それにより基地や訓練の被害が全国に広がり、抜本改定の課題と必要性が鮮明になっていること、そのもとで全国知事会が初めて決議し野党の共通政策に盛り込まれるなど新しい局面が生まれていることなどお話しし、いっそうの運動と共同を呼びかけました。
 報告大要をこのHPの「論文」にアップしましたのでご覧ください。
 沖縄、栃木、青森からの現地報告の後、質疑応答。各地の事務所でまとまって参加される方々もあり、全体で700人の参加とのことです。参加された皆さん、お疲れ様でした。
 終了後、京都へ。「我慢の三連休」ともいわれる中、新幹線はすいています。
20.11.19アクション.jpg 午前中は、「女性差別撤廃条約実現アクション」の皆さんによる選択議定書の批准を求める請願提出院内集会に参加。午後は、外交防衛委員会で今国会最初の質問にたちました。
 署名提出集会では、紙智子議員や立憲、国民の議員の皆さんとともに署名を受け取りました。「アクション」の皆さんは、今国会の衆参代表質問で立憲・枝野代表と共産・小池書記局長が取り上げたことをとても喜んでおられました。
 女性差別撤廃委員会から繰り返し勧告をされている選択的夫婦別姓についても各野党が取り上げ、小池さんへの菅総理の答弁で、安倍善総理の時の「慎重な検討」から「慎重」がなくなったことも報告し、女性の権利を国際基準にするために請願採択と議定書批准にがんばると挨拶しました。
 IMG_1583.JPG午後の質問では、核兵器禁止条約と日本提出の国連核軍縮決議についてただしました。日本政府は核兵器禁止条約に反対する一方、核保有国と非保有国の「橋渡し」をするとして国連総会に毎年核軍縮決議を出していますが、先日の第一委員会での採決では、賛成は過去最少でした。共同提案の国は2016年と比べて80ヵ国も減っています。
 その理由は、過去のNPT再検討会議の合意について「履行すること」という文字を削除したことと、包括的核実験禁止条約(CTBT)の批准を求める記述が曖昧になったことなど決議案の中身にあると指摘。核の傘の下にあるNATO加盟国の中からも支持できないとの声があがつたことを、分割投票の数字や各国の投票理由説明を示して明らかにしました。
 一方、逆に、この二つの内容の部分について昨年の反対から賛成に回り、決議全体も棄権から共同提案に変ったのが米国です。トランプ政権は2018,年核態勢の見直し(NPR)で、小型核兵器の開発などNPTb合意に反する内容をもりこみ、CTBT批准を支持しないことを明記しました。
 このアメリカの支持を得るために、決議の内容を後退させたのではないかとただしましたが、茂木外相は「賛成が減ったことは真摯に受け止めると」しましたが、外務省の答弁者は「様々な国賛同をえるために調整した結果」と強弁。調整した結果、賛成の国は減っているのですから、まったく理由になっていません。
 アメリカの核政策にすりよるのではなく、核兵器禁止条約を批准し、核兵器は違法という国際規範を力にヒバクシャや市民社会とともに保有国に迫り、被爆国日本の役割を果たせと求めました。

 IMG_3662.JPG議員会館で、「指定都市行財政問題懇談会」と世界連邦日本国会委員会の「国連創設75周年記念平和フォーラム」に参加しました。懇談会では、政令都市市長会・議長会としての要望をお聞きし、参加した政令指定都市の日本共産党の13人の市議から出された、コロナ対策や子育て、少人数学級など各政令市の課題や要望について意見交換しました。

 今回は京都市議団が幹事で、井上けんじ京都市議が司会を務めました。大阪市議団からは山中智子団長が参加され、住民投票で大阪市を守った報告には大きな拍手が寄せられました。

 世界連邦.jpg議員会館で開かれた世界連邦日本国会委員会のフォーラムには笠井亮衆院議員と共に出席。マローン国連事務次長・国連大学学長の講演がありました。  先日、ご遺族と懇談した湯川秀樹博士と妻スミさんが核廃絶と世界連邦の実現に献身されたことに思いをはせながらの参加でした。

 朝8:15からの国対会議で始まり、上記の会合やRCEPについての外務省からの説明、同意人事や法案審査の打ち合わせなどやりながら、明日の外交防衛委員会の質問原稿を仕上げて午後に通告。核兵器禁止条約と日本が国連に提出した核軍縮決議についてただします。バタバタした一日でした。

IMG_3660.JPG「馬毛島への米軍施設に反対する市民・団体連絡会」の代表から議員会館で要請を受け懇談しました。昨日の院内集会でも、豊かな自然に包まれた種子島のそばに米軍施設が作られれば、米軍機と自衛隊の騒音と事故の危険性にさらされることや住民の声と運動など描いたビデオを視聴したところです。
 懇談の中で私は、八坂・西之表市長が「一度米軍を受け入れると国内法で歯止めをかけられない」と反対を表明されていることが重要だと強調。全国の米軍基地で合意が守られず、京丹後の米軍基地も、設置時の約束が次々と反故にされていることもお話し、設置を許さないために力を合わせようとエール交換。
 今日は、明後日の外交防衛委員会の質問準備や打ち合わせなどなど。
 

 IMG_3651.JPG19日(木)の外交防衛委員会での質問準備。核兵器禁止条約や日本が国連の提出した核廃絶決議の問題など様々な資料や過去の議事録を読み込み、断続的打ち合わせ。

 午後には倉林参院議員と共に、朝鮮総連京都府本部の金賢一さんから幼保無償化やクーラー設置など、朝鮮幼稚園や朝鮮学校が適用外になっている問題などお話しを聞きました。朝鮮学校へのクーラー設置を応援するクラウド・ファンディングに目標を上回る800万円以上が集まり、クーラー設置やコロナ対応支援に活用できたとのこと。支援の大半は日本人であり、とても感謝されていました。

 その後、鹿児島県の馬毛島への米空母艦載機離着陸訓練(FCLP)の移転と自衛隊施設の建設計画に反対する院内集会に参加。馬毛島の美しい自然と漁業者をはじめてした人々の暮らし、それを壊す基地計画に反対する運動などを紹介したビデオを見ました。

 夜は議員団会議と法案審査会。

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