活動日誌

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「外交安保・核廃絶」の記事

 ODAジェンダー.JPGODA(政府開発援助)のジェンダー主流化の促進に取り組む国際NGOプラン・インターナショナルジャパンと昨日、懇談しました。2016 年に策定された「女性の活躍推進のための開発戦略」について、ODAに関する第三者評価の報告書が昨年出されたのを機に同NGOとしてまとめた要望書について説明を受け意見交換したもの。
 ジェンダー平等を主目的とした案件がODA支出総額に占める割合がOECD平均は約4%なのに日本は1%以下で最下位レベルであり、抜本拡充が必要です。要望書では、ODA全体のジェンダー案件の割合について数値目標を持つこと、主目的案件の比率を平均並みの4%へ改善すること、教育分野の比率を改善すること、「戦略」の改定プロセスへの市民社会の参加などを求めておられます。ODA特所属の私と伊藤議員、党ジェンダー平等委の倉林、山添議員が参加しました。
 東京の今日のコロナの新規感染者は2800人越えで過去最多に。都が都内の医療機関に対し、通常医療の制限をしてでもコロナ病床確保を求める通知を出していたことも明らかに。都内の医療体制がかつてない危機に直面していることの現れ。助かる命も助けられないことが現実になりつつあります。今からでも五輪は中止し、コロナ対策に全力集中を。
 午後は国対と団会議。

 DSC02516.JPG議員会館で資料整理などしていると、テレビに「黒い雨」訴訟上告見送りの速報テロップが流れました。よし! すぐに菅総理のぶら下がり会見が中継されました。上告をせず原告を救済すること、原告以外の同様の被害の方々にも救済措置をとる旨をはっきりと表明しました。

 総理は、高裁判決にはうけいれがた内容があるとも述べましたが、にもかかわらず上告を断念したのは原告の皆さんの命がけの訴えと世論が動かした結果です。

 地裁での勝利判決の直後の昨年の広島原爆記念日の前日に広島で原告団・弁護団の皆さんと懇談しました。その後、政府が控訴したことに憤りを感じていましたが、ついに追い詰めました。今年も広島でお会いする予定です。心から闘いを讃え、喜びあいたい。

 さらに原爆症認定の抜本的改定と、核兵器禁止条約の批准へ、世論と運動を広げよう。

21戦争展.jpg
 三重県津市を朝出て京都へ。平和を求める二つの取り組みに参加しました。一つは京都AALAの美術班などによる「第47回 (えいてん)」。
 今年の案内ハガキには「差別と貧困、暴力と不正義にあらがう各地の人々と連帯しながら、ポストコロナの新しい世界をめざそう」と呼びかけています。そんな思いを込めた作品が並んでいました。
 もう一つは「第41回 平和のための京都の戦争展」。92年以降は立命大の平和ミュージアムで開かれてきましたが、同ミュージアムのリニューアルのために今年は教育文化センターでの開催です。
 ホールと会議室を使った講演と文化企画と様々な展示が行われています。展示では、日本と京都の様々な平和像や戦争遺跡や核兵器廃絶への京都の取り組みが紹介されていました。
 それにしても、暑い。
   松阪1.jpg朝から、25日投票の三重県松阪市議選の応援。駅前のホテルを出て、くりたに健一郎、久松みちお、とのむら峰代の3候補(いずれも現職)と共に訴えました。
 国が公的病院の再編統合を進める中、松坂市民病院の救急機能をやめて民営化する動きの是非が大きな争点。コロナ禍で地域唯一の感染症指定病院として役割を発揮してきた市民病院は民営化ではなく、総合病院として続け充実すべきです。
松阪2.jpg 「市民病院守れの一票は日本共産党の候補へ」「医療削減から拡充へ。ケアに手厚い社会を作ろう。その声を松阪市からあげよう」と訴えました。
 いや~暑かった。17時前に終了して津市に移動。18:30から党三重県委員会の事務所をお借りして、富山の民青の皆さんの核兵器問題のオンライン学習会で講師に。
松阪3.jpg 30分間お話しした後、約1時間の質疑応答と意見交換。核廃絶への思いをしっかり話すことができました。終了後、津駅前のホテルに泊まり。
黒い雨要請.jpg 「黒い雨」訴訟の上告断念を求めて野党四党で田村憲久厚生労働大臣あてに要望書を提出。日本共産党からは、笠井、本村両衆院議員と私の被爆二世の三人が参加。立憲民主党からは長妻あきら衆院議員と森本しんじ参院議員、社会民主党からは福島瑞穂参院議員が参加しました。
 私は、黒い雨は川や道に沿って振るわけではないのに、川の向こう側は原爆症として認定されるがこちら側はされないなどの線引きに無理があり、県や市も上告断念を求めている。高齢となって原告らを速やかに認定するよう求めました。
 厚労省は判決に従って認定をするのに法改正は必要ないとしつつ、従来の運用と大きく違うので関係省庁と相談して対応したとの回答でした。
 「『黒い雨』訴訟における上告断念等を求める要望書」では以下の二点を求めています。
1、上告を断念するとともに、広島高裁判決をけ拳々服膺(けんけんふくよう)し、広島市及び広島県が。被爆76年をむかえ高齢化した原告ら全員に対し、被爆者健康手帳を速やかに交付することを容認すること。
2、広島高裁判決で示された「黒い雨」による被爆類型の被爆者援護法1条3号該当性の要件を踏まえて、「黒い雨」被爆者に対するこれまでの被爆者援護行政のあり方を根本的に見直し、審査基準を改訂する等必要な措置を講じ、全ての「黒い雨」被爆者を速やかに救済すること。
 命、人の尊厳を大切にする政治へ、一つひとつ野党の共同を積み重ねています。


 IMG_2656.JPG近畿、東海梅雨明け後最初の月曜日の今日は東海ブロックの日本共産党一斉宣伝。6時過ぎに京都の自宅を出て名古屋市の金山駅前で長内史子比例予定候補と共に汗だくで訴えました。だいたい、東京五輪が決まった時に多くの人々が危惧したのが、10月開催の前回と違い、酷暑の真夏に東京で五輪をやって大丈夫なのかということ。それに加えて、決定的なのがコロナの爆発的感染拡大です。
 選手村の中からも関係者、選手の陽性者が出て、「バブルの中は安心・安全」としてきたことの破たんも明白。「招致した国として開催するのが責務」という声もありますが、このままでは日本が震源地になって世界に感染を広げる危険があります。ワクチン接種がほとんど進んでいない低所得国で感染爆発につながることになれば、それこそ日本の責任が問われます。今からでも遅くない。中止してコロナ対策に全力を挙げようと訴えました。
 宣伝では熱海の土石流被害への救援募金を訴えたところ、何人かの方からご協力をいただきました。ありがとございます。責任をもって現地に届けます。
 終了後、東京へ。17時からは日弁連主催の「核兵器禁止条約について早期の署名・批准を求める」オンラインシンポジウムに参加。基調講演は元外相の田中真紀子で、角栄氏ゆずりに「真紀子節」爆発でした。

 全面勝訴.jpgやった! 「黒い雨」裁判の二審も原告全面勝訴です。「黒い雨」を浴びて健康被害を受けたと住民などが訴えた裁判で、2審の広島高等裁判所は、1審に続いて国が指定した区域の外にも黒い雨による健康被害が及んでいると判断し、原告全員を法律で定める被爆者と認めました。

 地裁での勝訴判決の直後の昨年の8月6日、広島で原告団、弁護団と懇談し、「国は控訴するな」と強い要請を受けましたが、その直後に国は不当にも控訴しました。あれから一年。司法は再び国の被爆者行政に厳しい審判を下しました。被爆者の皆さんに残された時間は多くありません。国は上告を断念し直ちに黒い雨被害者の皆さんを被爆者として救済すべきです。
 今日の新型コロナの東京の新規感染者は1149人と第四波越えしました。その同じ日に菅総理とIOCバッハ会長が会談。 総理が「安全安心な大会へ決意」 と述べ、バッハ会長が「 新型コロナのリスクをわれわれが持ち込むということは絶対にない」と述べたとの報道。これほど空虚な会談が過去あったでしょうか。
 政府は、緊急事態宣言の対象地域などで酒の販売事業者に対し、酒の提供停止に応じない飲食店との取り引きを行わないよう求める要請を昨日撤回し、先週には、飲食店などへの要請の順守を金融機関に働きかけてもらう方針も撤回しています。まさに無為無策、右往左往。
 そのうえ、国税庁の職員が政府からの国民への要請を自らやぶって酒宴を行い感染。さらに今日は自民党宏池会の政治資金パーティーに関わって秘書四人が新規感染とのニュース。およそ、この政権に国民の命を守る責任感も能力も無し。
 五輪は中止し、コロナ対策に全力を。菅政権を倒し政権交代を。

 DSC02493.JPG昨夜のNHK『クローズアップ現代 やんばる 世界自然遺産へ 奇跡の森の光と影』。土地取引規制法案の質疑で取り上げた沖縄の宮城秋乃さんが登場しました。米軍北部演習場跡地に残された廃棄物を回収し米軍基地に返還したことで「威力業務妨害」の疑いで家宅捜索までされました。

 美しいやんばるの森を汚したまま返還した米軍、現状回復を求めずまともな汚染調査もしない政府、そしてそれを告発した宮城さんを弾圧したことに改めて怒りが込みあがって来ます。

 今日は新型コロナ対策、緊急事態宣言の延長等をめぐって参院厚生労働委員会、衆参の議運理事会で質疑が行われ、倉林、塩川、小池各議員が質問。小池議員は、分科会の尾身会長が昨日、「しっかりとした対策とともに矛盾したメッセージを出さないことが重要」とのべたことを示し、「国民には厳しい行動制限を求めながら、世界最大のイベントの五輪を開催する。まさに矛盾したメッセージだ」と西村担当大臣に迫りました。

意見広告.jpg 今朝の朝日新聞に核兵器禁止条約の批准を求める全面広告が掲載されました。今日7月7日は、同条約が採択されて丁度4年目の日です。4年前の今日は、国連の会議場で条約採択の歴史的瞬間に立ち会い、感動に震えていました。

   以来、条約の批准は急速に広がって発効に必要な50か国をこえ、今年1月22日に発効しました。唯一の戦争被爆国であるのに、日本政府批准に背を向けています。今朝の広告を見て、平和を願う力を合わせて批准する政府をつくろうと決意を新たにしています。

 午前中、「平和遺族会」の皆さんが遺骨のまじった土砂を辺野古の埋立に使うことの中止を求め政府に署名を提出し、要請されるのに同席しました。参加された遺族の方は、それぞれお父さんなど家族を戦争でなくされましたが、誰一人、遺骨は戻っていません。

 一人ひとりがその無念を語られ、遺骨まじりの土砂の使用の中止を強くもとめました。

 IMG_2563.JPG今朝の「しんぶん赤旗」2面に防衛省から私に提出された2020年度の武器調達の実績について報道されています。米国製の高額兵器爆買いにより契約額トップは6年連続で「米国政府」。価格も納期も米国側に決定権があるFMS契約によるものです。

 その下で、軍事予算は7年連続して過去最大を更新しています。

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