真夏を思わせるような猛暑日となった今日。京都を午前中に出て名古屋市へ。中村区の後援会総会と中川区での「はてなリーフで学ぶつどい」に参加してお話し。参院選勝利へ平和と暮らしをと赤旗号外と「はてなリーフ」を使って対話を広げようと呼びかけました。
その中で触れたのが今朝のNHK日曜討論。日本共産党から小池書記局長が出演しました。各党が軍事費の増強を述べたのに対し、小池さんは軍事の悪循環でなく、戦争にしないための九条に基づく外交努力を強調しました。
さらに敵基地攻撃能力の保有に関して、自民党の小野寺氏が、日本が攻められたときに、次の攻撃を受けないように反撃する能力を持つ必要があると強調しました。これに対し小池さんは、安保法制により日本が攻められていなくても集団的自衛権の行使として敵基地攻撃ができることにされたと指摘。アメリカによる軍事行動を存立危機事態と認定すれば、日本が攻められていなくてもアメリカの相手国を攻撃でき、相手からすれば先制攻撃になると指摘しました。
ところが自民党の小野寺氏はこの指摘にこたえずスルー。そこで小池さんが再び「先ほどの指摘に答えていない」とただしましたが、小野寺氏はやはり正面から答えません。国会答弁では、集団的自衛権行使としての敵基地攻撃は可能だとしながら、テレビ討論では隠そうとするのです。
安保法制のもとで、アメリカと一体になり、日本が攻められてなくても敵基地を攻撃し、先制攻撃をすることになる――もっとも現実的な危険性を国民に隠そうとしている自民党の姿が浮き彫りになりました。
午後からの衆参本会議で補正予算案の趣旨説明質疑。衆院では志位委員長が、参院では田村政策委員長が質問に立ちました。田村さんが、日米首脳会談での岸田総理による軍事費の「相当の増額」について、相当とはどれだけか、財源はどうするかと質しても「検討」をくりかえすだけ。
トランプ政権時代に、言われるがままに米国製高額兵器の爆買いを約束し、日米の軍事一体化を強めてきた安倍政権と変わらぬ姿を浮き彫りにしました。
本会議前に、安保破棄中央実行委員会の署名提出集会に参加。「辺野古新基地押しつけ許さず、普天間基地の無条件返還を」「オスプレイの飛行中止と日本配備撤回を」「コロナ汚染、基地被害、米兵犯罪の温床、日米地位協定抜本改定を」の署名を受け取りました。
コロナ陽性による熱ものどの痛みもほぼなくなりましたが、自宅療養期間なので議員宿舎に巣ごもり状態です。一方、国会対応に関して国対や他党との連絡調整のために電話やメールでのやり取りを繰り返す一日となりました。
一番大きな問題は沖縄復帰50年の本会議決議。この間の与野党が交渉を積み重ね、「地位協定の見直しの検討」という文言を盛り込むことで昨日の段階で合意しました。ところが今朝になって、自民党から「削ってほしい」と言ってきたのです。
「地位協定の見直しの検討」は、2002 年の沖縄振興特別措置法成立の際に、自民党も含めて全会一致であげた付帯決議にある文言です。それを今回の決議にも盛り込むことをいったん合意しながら、削除を求める自民党の対応は到底認められません。
立憲の難波国対委員長から電話で経緯について説明をうけ、対応のために急遽ひらかれた野党国対委員長会談には倉林さんに代理で出席してもらいました。その後も与野党協議、野党間の協議が続き、電話で相談しながら対応。結果としては自民党が合意をほごにしたために、復帰の日である15日までの最後の本会議である明日は決議は見送りとなりました。
復帰50 年、地位協定抜本改定の必要性はいっそう増しています。自民党に沖縄県民が直面する諸問題を解決する気があるのかが厳しく問われています。
「
全国学者・研究者日本共産党後援会の主催でオンライン開催された「大学人と日本共産党の集い」での志位委員長の講演を視聴しました。ウクライナ侵略と日本共産党の安全保障論と題しての講演は一時間半で、その後30分にわたり質問にも答えました。
幹部会報告の内容をさらに深めたもの。3日の夜20:00からBSフジの「プライムニュース」に出演して自民、立憲、維新の代表と憲法問題で討論することになったこともあり、じっくりと聞きました。
朝8時から全建総連の役員の皆さんと党議員団の懇談会に出席。続いて外交防衛委員会で質問。防衛省がミャンマー国軍から新たな留学生4人を受け入れた問題と自民党が打撃力=敵基地攻撃能力の保有を求める提言を政府に提出した問題で岸防衛大臣をただしました。
軍事クーデターを起こし、市民の殺害、不当拘束を続けるミャンマー国軍からの留学生受け入れなどありえない話です。岸防衛相に「軍政を容認することになり、ミャンマーと日本の国民、国際社会から信頼を失う」として中止を求めました。
続いて自民党の提言が攻撃の対象とした「指揮統制機能」について、昨日の衆院外務委での穀田議員の質問で、日本では防衛省本省、首相官邸、関係省庁が当たることが明らかになったことを上げ「相手国の司令部・政治中枢への攻撃も排除されないのではないか」と質しました。
岸大臣は「国家安全保障戦略の作成の過程において検討する」として否定せず、「万やむを得ない場合個別に判断する」と答弁。私は「時の政府の判断で歯止めがなくなり、全面戦争につながる危険がある」と指摘しました。
さらに、「中枢」を破壊する兵器の保有は「平生から他国に脅威を与えする兵器の保有は憲法の趣旨とするところではないか」というこれまでの答弁に反し、「明らかに相手国に攻撃的脅威を与えるではないか」と強調。 政府や自民党が「専守防衛」を維持するとしながら「必要最小限度の防衛力の限る」としたこれまでの政府の憲法解釈を大きく踏み越えるものだと強調し、敵基地攻撃能力保有の検討を中止するよう求めました。
全建総連と党議員団の懇談会では、中西孝司委員長から挨拶に続き建設資材の価格高騰、納期遅延等に関する要望を受け、意見交換しました。
その後、国対会議、外交防衛委員会。午後には全厚生連労働組合の三重、岐阜の皆さんから要請を受け懇談。医療現場の実態や要求を聞かせてもらいました。つづいて急遽決まった5/3BSの討論番組の打ち合わせ。
夜は東京広島県人会の懇親パーティー。毎年1月旬に行われていましたがコロナで2年続けて中止となり時期をずらしての開催となりました。コロナ対策を徹底しながら例年より規模を縮小して行われましたが、やっぱり、こうやって集まって交流するのはいいですね。バーや
高校の東京同窓会のメンバーや広島から参加したいとこにも会え、お好み焼きも食すことができました。