京都を午前中に出て、午後は国会と宿舎で今週の質問・答弁と夜の「朝まで生テレビ」の準備。タイトルは「朝まで~」ですが、今年の夏から時間帯が19~21時に変わりました。夜中の番組は60代になってからは勘弁してもらい、若手議員にでてもらってましたが、時間帯が変わりひさしぶりの出演となりました。「ああ、朝生はこうだったな~」というのが出演後の感想です。
以下、赤旗の記事
日本共産党の井上哲士参院議員は22日放送のBS朝日「朝まで生テレビ!」に出演し、総選挙の結果をうけて自公過半数割れとなった国会で何が問われるか、裏金事件を巡り、金権腐敗政治を変えていくための企業・団体献金の禁止について各党の国会議員と議論しました。
司会の田原総一朗氏から総選挙の結果を問われ、井上氏は、今まで自民党に実現を阻まれてきた、学校給食の無償化、選択的夫婦別姓、保育士の拡充などという願いが実現するのではないかという国民の「熱い声がいろんな集会で出てくる」と指摘し、「どうそれぞれの党が応えていくのか、さらに、どう前に政治を動かしていくかということが問われる」と主張。日本維新の会や国民民主党が賛成して成立した補正予算について「軍事費は補正予算では過去最高。特定の半導体大企業に1兆円のお金を出す。こういう政治でいいのかが問われる」と批判しました。
番組では、企業・団体献金禁止について討論。自民党や公明党などが企業献金と個人献金を横並びにして議論し、自民党が企業・団体献金の禁止に反対したことを受けて、井上氏は、参政権を持つのは個人であり、企業は持っていないと指摘。「企業が、個人よりもはるかに大きな財力を使ってお金を出す。企業は利益を上げるのが目的だから、必ず見返りを期待する。政治を現にゆがめてきた」と述べ、企業・団体献金の禁止を主張しました。
井上氏は、石破茂首相などが公開性を高めることで解決するかのように主張していることについて、経団連の「主要政党の政策評価」を取り上げ、今年の「評価表」で「今度の次期エネルギー基本計画の原案を見たらこれまでは『可能な限り依存度減らす』としていたのを転換し『最大限活用する』と(「政策評価」と)同じ言葉を使ってエネルギー政策が変えられようとしている」と主張。「政治がゆがめられている根を断つしかない」と強調しました。
京都に帰り、京都府委員会の事務所からオンライン国会報告会。今回は事務所でのリアル参加もありになりました。倉林、堀川両議院と共に自公過半数われの新しい国会の変化や、様々な課題での願い実現の可能性の広がりと課題などお話しました。堀川さんは初めての国会の様子やNHK日曜討論出演の感想なども語ってくれました。
国会では、来週の論戦に向けた準備などいろいろ。学童保育指導員の処遇改善について子ども家庭庁からレクを受けました。今後、委員会でただしていきます。
年末が期限となっていた能登半島の被災者の医療介護の費用免除を6月まで延長することを福岡厚労大臣が明らかにしました。能登の被災者の皆さんの切実な願いにこたえるもの。9日の本会議で、被災者が安心して新年を迎えられるように、年末ぎりぎりではなく早期に延長を決めるよう求め、石破総理から「検討中であり速やかにお示ししたい」との答弁を得ていました。
今日から臨時国会。朝一番に「企業団体献金全面禁止法案」と「政党助成法廃止法案」を参院議員団全員で提出。その後、記者会見をしました。裏金問題の真相究明と政治改革の要である企業団体献金禁止へ全力をあげます。
法案提出の後、国対会議、参院議員団会議、本会議、拉致問題特別委員会、政治改革特別委員会、記者会見と続き、昼前に議員団総会。田村委員長が「選挙後最初の本格的論戦となる。少数与党のもとで国会の本来の役割を果たせるかどうかが問われており、すべての政党の真価が試される」とのべ、奮闘を誓い合いました。
続いて議員会館前での「総がかり行動」。小池書記局長があいさつし、立憲、社民、沖縄の風からもあいさつ。13時から会期を議決する短時間の本会議。さらに「超党派 人道外交推進議連」の総会で帰国中のUNRWAの清田保険局長からガザの深刻な実態について動画を示しながらの報告を聞きました。
全建総連の役員の皆さんと議員団との懇談会。建設国保への支援や資材高騰対策など要請を受け、意見交換しました。フー。開会日はいつも、あわただしい。
被選挙権年齢を一律18歳に引き下げることの実現へ、日本若者協議会の皆さんと懇談しました。日本共産党は若者の政治参加の促進のためにも大賛成で政策にもずっと掲げています。
午前中は参院政倫審の経緯や規定な度を事務方から聞き取りをしながら、いかに裏金問題の真相解明を進めていくか山下よしき議員と打合せ。
夜は広島国泰寺高校の東京鯉城同窓会。日本被団協へのノーべル賞受賞が決まった後に各地で被団協の活動をされてきた先輩たちがマスコミインタビューに登場していることを紹介し、「先輩たちの訴えがノーベル賞につながった。誇りであり、自らの役割の重さを痛感しています」とあいさつしました。最後は恒例、応援団。
京都を午前中に出て国会へ。臨時国会は28日召集で所信演説、予算委が行われ9日に補正予算の財政演説と代表質問というところまではほぼ固まったようです。与党は会期を21日までと主張しているようですが、それでは各常任委員会の所信質疑ができるのか不明確。しっかりとした質疑を求めていきます。それらを踏まえて事務所手の打ち合わせや資料整理など。
裏金議員の田畑衆院議員(富山一区)が今日、記者会見しました。今度は、支援者が勤める企業の従業員名簿を基に無断で党員登録していたとの報道。政治資金パーティーの案内状の出欠欄に「入金のみ」の項目を設けていて、政治資金規正法が禁じる政治家個人への寄付に当たると大問題になった議員。富山の自民党は富山県や富山市、高岡市などで政務活動費の不正が大問題になりましたが、まさに底なしです。