金権政治、経済無策、戦争国家作りなど通常国会で露わになった自民党の末期症状と、それに立ち向かう日本共産党の論戦と提案を紹介しながら、白川さんを押し上げて今度こそ四国から再び日本共産党の議席をと訴えました。
松山市では米軍岩国基地への艦載機移転などの強化に伴い、米軍機の低空飛行訓練の多発が問題になり、私も国会で取り上げてきました。一時期、収まりましたが、この間、再び増加しており、五月には深夜に轟音をまき散らして飛行して大きな問題になり、党県委員会も直ちに抗議の申し入れを行っています。
能登半島地震で日本に安全な原発がないことや避難計画も絵にかいた餅だったことが明らかになっているにもかかわらず政府が原発に固執するもとで、再生可能エネルギーの出力抑制が強いられていることを指摘。伊方原発の廃炉と再生可能エネルギーへの転換を呼びかけました。その後、会場から事前にいただいた質問に答えました。
終了後の入党懇談会では四つのテーブルを回ってお話しました。一人の男性が決意してくださいました。嬉しいなあ。
事実上の三つ巴の選挙。森さんが立候補表明をし、マスコミも「リニアが争点」と書きました。他の二人の候補はリニア推進。リニア中止の願い、浜岡原発廃炉の願いを託せるのが森さんです。
静岡県は全国七位の財政力。県民の実感とは違います。福祉や教育予算の割合が全国でも最下位クラスだからです。税金を暮らし・福祉第一に転換するのが森だいすけさんです。
大問題になっている、水俣病被害者との懇談のマイクのスイッチを切ったことは、金権政治と根は一緒です、と訴えました。「だって献金もらっている財界代表たちとの懇談でマイクのスイッチ切りますか。財界の声は聞くが、国民の声は聞き置くだけ――そんな姿勢が根っこにあるのです」
自民党は国の政治と地方は違うと言い訳して、知事選に推薦候補を擁立していますが、国政では声を聞かないが、県政では聞くなんてことはあり得ません。裏金政治に審判下し、金で動く政治をなくそう。
裏金問題のスクープで自民党を追い詰めているのがしんぶん赤旗。森さんはかつてその記者をされていました。知事になれば国に対し堂々と金で動く政治なくせと迫ることができます。何としても押し上げて!
終了後、国会に戻り、今週の質問の準備。夕方にはPFASの問題で小泉・京大名誉教授からZOOMでご意見を伺いました。

続いて小川さとる(前)候補と三か所で街頭演説。前回わずか五票差で議席を失いました。現職時代は常に困っている人に寄り添ってこられ、入学援助金制度の改善やお年寄りのタクシー券など議会で求め、実現させてきました。
終了後、国会に戻り、秘書さんと一緒に水曜日の経済秘密保護法案の本会議質問の準備。日米首脳会談を通じて、米国などとともに兵器の共同開発を推進するための法案であることが一層明らかになりました。

国は3/22の震災対策本部会議で、エリア一体の液状化対策について国の補助率を2分の1に引上げると共に、液状化で傾斜した住宅の補修に、最大120万円の補助となる既存の液状化防止対策の制度を使えることを明らかにしました。富山県も27日の会議で国の新しい対応を確認していますが、肝心の被災者の皆さんには十分に伝わっていませんでした。
中には、今月初めに「最大120万円の液状化防止対策補助を使いたい」と市に申請したら、「これは防止対策なので被害の修繕には使えません」と断られ、あきらめたという人も。「使えるようになりました」と速やかに被災者に連絡すべきですが、後手後手だと感じました。様々な不安やご意見を伺いました。今後、政府に求めていきます。
演説会では、泉野和之衆院2区予定候補、岡田たつろう市議予定候補(現・3期)から訴えの後、私がお話。地元地域では、自民党衆院議員の秘書だった新人候補が、自民党県議の案内で「国、県との太いパイプがある」と挨拶周りをしています。私は裏金への国民の怒りを示し「こんな時に裏金自民党とのパイプを自慢するなんて。今必要なのは住民との太いパイプだ」と強調。
自民党が来週にも裏金議員への処分を行って幕引きを図ろうとしていることに触れ、「その直後にたたかわれる市議選。幕引き許さず、真相徹底解明、金で動く政治を終わりにする声をこぞって日本共産党、岡田さんへ」と呼びかけました。終了後、京都へ。新幹線の敦賀延伸後、初めての利用でした。
自宅を朝出て南山城村に。京都府最南端で三重県境にある村。明後日に村議選が告示されます。定数は10。日本共産党は、さいとう和憲、鈴木かほり両現職の必勝を期します。
この間、毎議会ですべて一般質問を行ってきたのは日本共産党の二人だけ。住民と一緒に様々な運動をすすめながら村議会に声を届け、18歳までの医療費、保育料、学校給食費、修学旅行費などの無償化など、府内でもトップクラスの子育て支援を実現してきました。
「子育てするなら南山城」と移住してこられる方もあり、高齢化が進んできた月ヶ瀬ニュータウンでも、かつてのように子どもの声が増えてきたとの声が。さらに高校生の通学費用の支援などを掲げています。日本共産党が求めてきた特養ホームの建設も進んでいます。補聴器助成を求める請願も採択されました。子どもからお年寄りまで安心して住み続けられる村づくりになくてはならない2議席です。
同時に、裏金問題の徹底解明と、金で動く政治を終わりにとの声を上げる選挙。参院政倫審での質疑も紹介しながら、日本共産党の2議席勝利で、裏金自民党に審判を下し、住民の声で動く政治をと呼びかけました。
鈴木さんの事務所に行くと、小西舞鶴市議がおられてびっくり。教員出身の小西さんですが、なんと50年前の初任地が南山城だったとのこと。当時のつながりをたどって支持の呼びかけをされておられました。
朝から暖かかったのですが、鈴木さんの事務所開きの途中に雨が降り出すとぐっと寒くなりました。それぞれの事務所開きの後に街頭からも訴えました。終了後、東京に戻っています。

自民党の裏金作りに国民のすさまじい怒りが広がる中での選挙。この間の赤旗報道や党の国会論戦を紹介しながら、「どこにいっても、選挙で自民党に審判下したいという声があがる。全国に先駆けて裏金作りに怒りの審判を下し、金で動く政治を変えよう。その願いを日本共産党へ」と訴えました。
帰りはお隣の高浜市の名鉄高浜港駅に送ってもらいました。愛知県西三河地区は日本最大瓦の一つの「三州瓦」の産地で、生産量は日本一。
名鉄、JRで名古屋へ戻り、「のぞみ」で東京へ。火曜日の内閣委員会の所信質疑の質問準備です。