再び能登半島地震の被災地に入りました。田村智子委員長、山添拓参院議員、藤野やすふみ前衆院議員、佐藤石川県議らと共に輪島市、七尾市を回って石川県庁に戻りました。1/3に訪れた時以来、全国からの支援もあり道路や水道の復旧、被災者支援に懸命の努力が続けられていますが、まだ緒に就いたばかリというのが実感です。
輪島市では鐙史郎市議と合流し、輪島漆器商工業協同組合での懇談、朝市通りの火災現場視察、坂口茂市長への表敬訪問、輪島診療所の激励と続きました。
輪島漆器商工業協同組合の日南理事長は全国から「輪島塗が亡くなったら大変」と大きな激励が寄せられていることへの感謝がありました。再建のためにも仮設工房の建設が必要で、国が建設を全額負担する支援制度ができたことはありがたいが、工程の中には仕事場と家庭が一体で行われているものがあり、そうした特性に即した支援が求められました。
輪島診療所では富山の農民連の皆さんが周辺の皆さんに炊き出しを行っておられ、診療所内には全国の民医連の皆さんから寄せられた物資や激励の寄せ書きがいっぱい。
続いて七尾市の和倉温泉旅館協同組合で谷崎裕理事長と懇談。断水が続き、全旅館が休業状態です。観光としての旅館業の復興には一定の時間がかかりますが、その要となる水道をはじめとしたインフラ復旧に向かう人達の宿泊施設として奥能登の入り口にあたる和倉温泉を活用てほしいというお話も伺いました。磯貝 和典前市議もご一緒でした。
金沢市に戻り、最後に石川県庁で馳知事を表敬訪問。最後に地元マスコミの取材を受けました。いただいた要望を明日から、政府に求めていきます。
京都を朝出て国会へ。午後から内閣部会で来年度予算案のレクを受けました。内閣府と内閣官房に関わる予算案と定員について説明を受け質疑応答。
男女共同参画局からのレクの際、能登半島地震への対応や全国の市町村の六割で防災部局に女性がいない問題について質問。 男女共同参画の視点での災害対応が重要であり、発災後、職員を石川県に派遣しているとの回答。避難所での女性の置かれた深刻な事態の早期改善を求めました。
衆参で災害対策特別委の理事懇談会が開かれ、能登半島地震で政府から説明を聞き質疑応答が行われました。私は拠点には物資は届き始めているが避難所では不足し、パンなどの提供にとどまっていること、自主避難所や自宅に避難中の住民が指定避難所に食料などを受け取りに行ったら断られた例があるとして、配送のための人的配置も含め善処を求めました。
京都総評の新春旗開きに参加。冒頭、梶川議長は能登半島震災で救命活動にあたる消防署員や避難民対策にあたる自治体職員に触れ、「あらためて『公共』の重要性が浮き彫りになった」と強調し住民の命と暮らしをまもる市政への転換を呼びかけ。あいさつに立った福山和人京都市長選予定候補も決意を述べました。
国会では、能登半島地震の対応をめぐり、与野党6党の党首会談が行われました。席上、志位和夫委員長は「現瞬間は被災した方々の救命・救援に全力をあげるべき瞬間だ」「政治が被災者の苦しみに寄り添った、血の通った対応に全力をあげるべきだ」と強調。
岸田文雄首相(自民党総裁)に、非常に深刻な状況にある避難所の緊急の改善、安心して休める住まいの確保、孤立地区の一刻も早い物資輸送、医療機関と介護施設に対する緊急支援、通信手段の確保のための、移動式の携帯基地局や電源の確保、原発トラブルに関する詳細な情報を公開――などを求めました。することを求める」としました。
刻一刻と状況と要求が変化するもとで午前中は、党首会談に向けて佐藤県議や秋元県委員長と連絡を取り合いました。