午後から、名古屋市内のテレビ愛知で、「激論!コロシアム」の収録。「中韓に"とやかく"言われないための...靖国論」。ゲストは、藤井裕久、潮匡人、天木直人、井上和彦、金慶珠の皆さんと私、MCf石原良純さん、司会は堀潤さんと春香スリスチーンさん。
私は、靖国神社が、戦前は国民を侵略戦争に駆り立て、現在はあの戦争は正しかったとの宣伝センターの役割を持っていると指摘。総理の参拝は、この靖国史観に国のお墨付きを与えるものであり、国会議員の集団参拝が追悼よりも、靖国史観を支持する政治的デモ行進とも言うべきものと強
調しました。
さて本番が始まり、私の最初の発言の時になんと鼻血が出てしまいました。 私は鼻の中の皮膚が薄く、子どものころからよく鼻血を出していました。今でも年に数回あります。一度出るとしばらくの間は出やすくなります。一昨日の夜に出たので、悪い予感がしていたのですが、なんと本番の発言中という最悪のタイミング!
収録を中断し、結局30分以上、みなさんを待たせることになってしまいました。お忙しいみなさんばかりなのに、本当に申し訳ないことで...した。収録に入ると靖国問題がテーマだけに「靖国史観」を全面支持する出演者との激しいやり取りもありました。また、
鼻血が出ないかと心配もありましたが、そんなことでひるむわけにもいきません。なんとか、無事収録が終わりました。
血が止まるまで待って下さった出演者、局の皆さんや止血への協力や替えの上着やネクタイを用意をしてくださったスタッフの皆さんに感謝、感謝です。放映は今日の19:30からで愛知周辺で。夜に伊勢市のホテルに入ったら、放映していて最後だけ見ることができました。
終了後、党愛知県委員会。先日、新しい事務所が完成したばかり。館内を案内してもらいました。広くて、きれいで、素晴らしい!
応接室で愛知高等学校教職員組合の皆さんから「学校現業職員の身分の法制化を求める請願署名」の紹介議員の要請を受けました。「子どもと学校の安全・安心のために、どの学校にも正規の現業職員が必要です」というもの。実態について具体的なお話しを
お聞きし、懇談しました。
終了後、明日告示の市議選応援のために三重県伊勢市へ。
京都を朝出て、名古屋市の中部電力本社へ。静岡、愛知、岐阜、三重の東海4県の党の代表らとともに浜岡原発の再稼働中止、廃炉を求める申し入れをしました。中電は先日、浜岡原発の再稼働に向け安全審査を申請する方針を表明したところ。参加者は住民の不安の声も紹介しながら、廃炉にするよう強く求めました
終了後、東京へ。14時から参院選挙制度協議会。一票の格差をめぐる最高裁判決の変遷や参院選挙制度改革の経緯について事務局から報告を受け、各党代表と議論。週一回のペースで協議することになります。
15時から、「セーフティネット支援対策等事業補助金」の削減の撤回を厚労省に要請。厚労省は、刑務所出所者等の社会復帰支援の事業等の補助金を予算不足を理由に年度途中に3割削減する通知を9/11に出し、地方自治体では事業が継続できないと大問題になってきました。
この問題を長野県議会で取り上げた、和田議員をはじめ、小林、藤岡各県議と共に長野県での深刻な影響を示しながら削減撤回を要請。席上、厚労省からはこの通知を事実上撤回し、従来通り事業を継続できるよう追加予算の確保を検討している旨の通知を出し直したと明らかにしました。
この通知には、「民間団体等が実施している事業につきましては、利用者への必要なサービスが途切れることがないよう事業を継続して実施していただきますようお願い申しげます」とされています。県議団の皆さんも、事業の打ち切りを懸念されていた民間団体の皆さんにさっそく報告したいと語っておられました。良かった。
二期目の任期中最後の通常国会が終了。最後までドラマがありました。今朝までは、成立必至だった生活保護改悪法案が、問責決議が先に成立したことから廃案に。夕方に京都に戻り、緊急国会報告の街頭演説を行いました。
朝までは、法案の採決後に総理問責の採決という順番となる流れでしたが、取り扱いをめぐってずれ込み、10時から開かれるはずの参院本会議が開かれたのは11:15、総理問責決議案は結局、本会議で議長不信任に続いて採決が行われることに。
「閣法成立最優先」の立場の民主も、憲法違反の国会出席拒否をした総理への問責に反対するわけにはいきません。野党の賛成で可決し、それ以降の各委員会は開かれないことに!生活保護改悪法案は廃案が決まりました。
直後に、最後の公開議員団総会。参院の改選議員三人―山下さん、紙さん、私がそれぞれ挨拶。三人全員が必ず戻ってくのはもちろん、いっそう人数を増やして戻ってくると決意を表明しました。決意表明は動画でアップしてるのでご覧ください。
その後、国会を出て、京都駅前で国会報告街頭演説会。穀田衆院議員、倉林選挙区候補とともに弁士に。総理問責の可決と生保改悪案の廃案は、自公の横暴と三党合意による社会保障削減の両方に国民世論が待ったをかけたものと強調。雨中、沢山の皆さんが聞いてくださいました。
さあ、安倍政権と対決し、対案を提案する日本共産党の躍進を!
最終盤の国会運営について参院野党国対委員長会談。政府の予算委員会出席拒否を憲法違反と批判していた民主党が一転、「閣法成立が最優先」とのべ生活保護改悪法案等の審議、採決を行うと表明しました。
予算委員会は今日も開かれましたが、与党、政府が欠席。与党が出した議長不信任案を採決するための本会議も与党が拒否しており、「不信任案採決までは審議に応じられない」と全面審議拒否。俺たちに従わないものには審議もさせないという横暴な態度です。
11時から参院野党国対。民主党も含めて、法にのっとって開かれた予算委員会に政府が出席をしないのは憲法違反の暴挙だとの認識で一致し、会期末の明日、議長不信任案の採決後に予算委員会の開会を求め、出席拒否問題もただすべきとの意見が各党から出されました。
そうなれば明日の法案審議は不可能になり、生活保護改悪法案も廃案になります。 ところが12時からの民主党の常任幹事会を受けて再会された野党国対で民主党を態度を一変させました。
「閣法成立が最優先」が民主党の立場だとして、明日は予算委員会の開催を求めず、政府提出法案の質疑採決を行う、総理問責決議案も提出はしない――というもの。これでは、2日間にわたり予算委員会への出席拒否という憲法違反の暴挙を不問に付すことになります。
他の野党は反発。その後、野党幹事長会談が開かれましたが、民主の態度は変わらず。その後の記者会見で市田書記局長は「事実上の与党宣言」と厳しく批判しました。
都議選をうけて与党はますます増長。一方、民主は対決軸を持たず、憲法違反も棚上げにして政府に全面協力。参院選の日本共産党の躍進で待ったかけねばと、怒りと誓いを新たにしました。
京丹後市の経ヶ岬に設置が狙われている米軍Xバンドレーダー基地の問題で今日、質問主意書を政府に提出しました。このHPの「国会質問」からご覧いただけます。
衆院選区割り法案の審議について、倫選特の理事懇が休憩をはさんで二時間以上行われました。審議に先立つ、委員長不信任動議の採決の際の委員長の参加をめぐって延々議論。
17時過ぎには決裂。不信任動議が処理できないことで明日の法案審議も困難な状況になりましたが、その後、自公が委員長の採決参加を容認に転じたと連絡があり、明日の不信任動議の採決は行われる見通しに。そこから先はまだ不透明。
この間、審議の在り方をめぐって何日も理事懇を繰り返しすばかりで、法案そのものの審議に全く入れないまま衆院での再議決が可能になる60日目を迎えます。民自両党が道理なき駆け引きに終始した結果です。
自民、民主ら六党による「いじめ防止対策推進法案」。昨日の衆院委員会でわずかな審議で可決してしまいました。今日の13時からの衆院本会議で可決後、13:40から始まった参院の委員会で審議し可決。明日午前の本会議で成立となります。教育現場や関係者の意見をしっかりと聞いて進めることが必要であり、あまりにも拙速です。
しかも内容は、法律で子どもに「いじめの禁止」を義務付け厳罰で取り締まる仕組みが柱。懲戒を強調するやり方は、子どもの鬱屈した心をさらにゆがめ、子どもと教員との信頼関係も壊します。いじめ対策に効果なく悪影響もあたえるものです。拙速な審議、採決はやめ国民的議論を行うべきです。
参院選投票日まで丁度あと一か月。夜は東京在住の京都関係者の皆さんがつどいを開いてくださいました。愛知からも参加してくださり、多いに激励を受けました。ありがとうございました。いよいよ全力疾走します。
あわただしい一日でした。本会議、石川県民医連代表の要請、司法修習生支援の院内集会、憲法審査会、デモ激励、質問通告、議員宿舎懇親会。憲法審査会はなかなか面白かった。
憲法審査会の参考人は、改憲派だが96条改正反対で話題の小林節慶大教授と小山剛慶大教授。小林氏に「改憲しやすくなるのになぜ96条に反対?」と質問すると、「国家権力を縛るものであり、要件緩和してはならない。権力は公正で正々堂々としていなければならない。裏口入学のようなことをしてはだめ」。
さらに立憲主義は古い考えという意見について聞くと「立憲主義は時間と場所を超えて適用されるもの」。明快!
自民党議員が、「憲法は国柄や歴史、文化を共有するもの」として憲法に道徳規範が必要と述べると「『法は道徳に踏み込まず』は世界の常識」とバッサリ。
さらに他の自民党議員が、同党の改憲草案が国民に憲法尊重擁護義務を課したことについての評価を聞くと「国家権力を担当している方々を規律するのが憲法の仕事。自民党の今回の案はおかしい」とズバリ。
自民党席の議員たちの表情がこわばっていました。
今日は10時から本会議。終了後、院内の歯科へ。12時すぎに石川県の民医連の皆さんから生活保護改悪反対、介護保険の改善を求める請願署名を受け取り懇談。給費制の復活を含む司法修習生への経済的支援強化を求める院内集会にでて挨拶。
13時から憲法審査会。終了後、15:30から障害者差別解消法の早期成立を求める請願デモを激励。その後、明日の質問準備。16:30に通告。宿舎にもどり、懇親会に短時間顔を出しました。
成年被後見人の選挙権回復訴訟で見事に違憲判決を勝ち取り、全会派一致の法改正も実現した同訴訟弁護団の杉浦ひとみ弁護士が来訪。憲法審査会出席中でお会いできませんでしたが、「勝訴」タオルをいただきました(写真)。こいつは、縁起がいいわい!
今日は憲法で2つの集会。一つは長野県の「9条の会」の皆さんの署名提出懇談会。もう一つは超党派の「13条を考える会」。樋口陽一東大名誉教授を招いてお話しを聞きました。
朝の国対の後、10時から法務委員会。刑の一部執行猶予制度の導入等を盛り込んだ刑法等一部改正案などの審議でした。私は、同法案により急増する保護観察所の業務にふさわしい体制拡充を求めました。
2008年に更生保護法が制定されて以来、保護観察官の増員が進められてきましたが、業務の拡大に追い付いていません。私は、保護観察官1人当たりの1か月の面接件数がかつての10件から40件へと急増している実態等を示し質問。
さらに一部執行猶予が導入されると年間3000人程度の保護観察対象者の拡大が予測されており、業務量の拡大にふさわしい体制整備をしなければ、新しい施策への国民の信頼を得られないと強調しました。
谷垣法相は現状でも保護観察所の体制が厳しいことを認め、法施行までにいっそうの体制整備をめざすことを答弁しました。
終了後、大急ぎで部屋に戻り、京都のきょうされんの皆さんからの請願署名を受け取り懇談。12:30から参院野党国対委員長会談。13:00から長野「9条の会」。
14:30からハーグ条約の国内法に関してDV被害者支援のNGOの皆さん等から要請を受け懇談。こうした皆さんの不安や懸念をしっかりただしていく必要があります。
16:00から同意人事への対応についての会議。17:00から「13条を考える会」。
成年被後見人に選挙権を回復する法案が本会議で全会一致で可決し成立しました。本会議に先立つ委員会で、提案者の一人である塩川衆院議員に、法改正への思いや投票所のバリアフリーなどについて質問しました。
2年前に名児耶匠さんが選挙権回復を求めて提訴されて以来、私は3回の質問をしてきました。その思いを胸に質問し、「3月の違憲判決直後の院内集会で、原告の匠さんは、『選挙に行きます』と述べ満面の笑顔だった。国は控訴したが、法改正でこの笑顔に応えられる」と強調しました。
質問終了後、本会議の傍聴に来られた匠さんに委員会で全会一致で可決してことを報告し、握手しました。本当にうれしい瞬間でした。
今日は、朝の国対の後、京都の難病連の皆さんが国会請願署名をもって来訪され懇談。12時から14時まで倫選特に出席し質問と採決。終了後、レッドパージ全国連絡会の請願署名提出集会に参加して挨拶。松本善明さんのお元気な姿もありました。
15時から本会議。消費税転嫁対策の法案の趣旨説明と質疑に加え、成年被後見人選挙権回復法案の採決。成立が決まった瞬間、本会議場は大きな拍手で包まれ、傍聴席の匠さんはマスコミのフラッシュを浴びていました。
本会議終了後、野党8党共同提案の、外国で犯罪被害にあった人にも給付金を支給できるようにする法案を参院事務総長に提出。続いて法務委員会の理事懇談会。18時から法案審査会と議員団会議。あわただしい一日でした
日本共産党長野県議団の6人全員が国会にこられ、サテライト型小規模介護老人保健施設の管理者の基準について厚労省と交渉。新たな生活困窮者対策と生活保護制度の見直しの全体像についてレクチャーを受けました。
「管理者の基準」については、長野県で新たに開設予定の施設で問題になっていましたが解決の方向となり、有意義な交渉になりました。
今日は、10時から本会議。マイナンバー法案の趣旨説明と質疑、二法案の採決で約1時間半。終了後、長野県議団の皆さんと昼食。午後のレクチャーに同席しました。
15:30に法務省民事局から債権法に関して説明。その後、北陸信越ブロックの山口所長が来訪し、演説会用のビデオレターの撮影。18時の新幹線で京都へ。
午前中は倫理選挙特別委でネット選挙解禁法案の質問。「原爆症認定制度抜本改正を求める院内集会」に参加。夜は日弁連の新役員披露宴
倫選特の質問では、選挙の自由の保障のためネット解禁は大きな前進としたうえで、ビラ配布などネット以外の選挙活動を規制した公選法全体の見直しも呼びかけました。質疑後、全会一致で可決。明日の本会議で成立します。さあ、いよいよネット選挙解禁です。
委員会終了後、駆け足で、原爆症認定制度の院内集会へ。司法判断も受け、被爆者らは抜本改正を求めていますが、厚労省は現行制度の手直しに留める姿勢。参加者からは「被爆者には多くの時間は残されていない」と早期抜本改正を求める声が相次ぎました。与野党各党から国会議員が参加しました。
午後からは来週火曜日の予算委質問準備の打ち合わせなど。院内周囲に参加した京都や大阪の皆さんの来訪もありました。
夜は今年度の日弁連会長、副会長、事務総長の披露宴。山岸会長や来賓の竹崎最高裁長官、谷垣法務大臣、小津検事総長からの挨拶をうけ、和やかに懇談。
大阪弁護士会から新たに日弁連副会長に就任された、福原弁護士は私の高校の先輩。改めて就任をお祝いしました。