ふー。今日は慌ただしい一日でした。午前中は京都府、市議団の皆さんの政府要請行動に同席。統一地方選の予定候補の皆さんも参加され、厚生労働省に新型コロナ感染症対策や物価高騰対策、最低賃金引上げなどで、現場の実態や声を示しながら要請しました。
お昼はコンビニおにぎりを食べて党参院議員の会議。午後から統一協会問題追及チームの第八回会合で九州大学の南野森教授から「信教の自由」と法的規制についてヒアリング。
昨日投開票の京都府綾部市会議員選挙で、日本共産党の井田かよ子(現) 、吉崎あつ子、塚崎たいし(以上新)三候補の全員が当選しました。おめでとうございます。
吉崎あつ子さんは、告示直前に病気のために立候補を取りやめた夫の吉崎久議員の「志を受け継ぐ」と奮闘されました。残念ながら、その吉崎久さんが昨日の朝、亡くなりました。投票日まで病気とたたかい、当選の報を聞くことなく亡くなられましたが、妻あつ子さんの勝利を確信されていたと思います。
あつ子さん、夫の病状を心配しながらの大変な選挙戦でしたが、見事に志を受け継がれました。本当にご苦労様でした。これからは「あっちゃん」と親しまれることでしょう。
金沢大学は今年度末に学生寮を廃止することを決めています。日本人と留学生が混住する形体で整備されている学生宿舎に優先的に入居できるようにするとしていますが、現在の学生寮の三倍の負担になり、地元紙でも報道され、佐藤氏も県議会で質問してきました。
文科省は、学生の生活基盤となり協調性をはぐくむなど学生寮の意義はのべるものの、設置等については大学の判断であり、国として予算措置もしていないという立場。経済的理由に左右されずに学ぶ権利を保障するために必要であり、コロナ禍の下でバイトの確保も大変な状況がある中で、廃寮が学業継続の困難につながると強調し、国として学寮の意義を明確にし、入居者が困難に陥らないような支援を大学が取るように要請しました。
石川県での豪雨被害では、26日に小松市には被災者生活再建支援法が適用となりましたが、県内各地で住宅被害などが発生しています。災害共助法適用による国の支援などについて、自治体の側の理解が不十分で必ずしも全面的に活用されていない状況なども佐藤県議から紹介もあり、自治体と十分に連絡をとり、被災状況にあわせた制度の柔軟な活用を求めました。
午前中は東京駅八重洲口近くで開かれている京都在住のフルイミエコさんの個展へ。土日は在廊されていたフルイさんは、今日は京都に戻っておられることは知っていたのですが、鑑賞中に画廊にフルイさんからたまたま電話が。かわってもらい、挨拶ができました。ラッキー。いつも心を温かくしてくれる作品。今回は深くてきれいな赤い色の作品がたくさんで、とても素敵でした。
もう一つは名古屋市内で開かれた「私たちの『表現の不自由展・その後』」。2019年に同市内での「表現の不自由展・その後」の突然の中止に抗議し再開を求めて市民運動が始まり、昨年開催に至りましたが、破裂物の郵送という卑劣な手段により3日間で中止となりました。
NPT再検討会議が昨日閉幕しましたが、ロシアの反対で最終文書が採択できませんでした。「核抑止力」に固執した核保有国の姿勢も厳しく問われます。採択されなかったとはいえロシア以外の締約国が異議を唱えなかった最終文書には大切な内容が盛り込まれ、日本共産党が再検討会議に対して要請した方向が核保有国にも含めて否定できない世界の圧倒的多数の声になっていることを示しました。
一刻も早く日本が核兵器禁止条約に署名するよう、引き続き頑張ります。
点火時刻の20時を前にして19時ごろから土砂降りの雨に。果たして点火できるのか心配していましが、20時前にいったん雨が上がり、10分程度の遅れで点火されました。地元TVの生中継で点火が始まったことを確認して、自宅近くの小学校前へ。地域の皆さんがたくさん出てこられています。夜空にくっきり浮かんだ美しい「大」の文字に思わず手を合わせました。
作品を観ていると「なんや、井上さんきてはるで~」と声がするのでふり向くと倉林参院議員でした。「考えることは一緒やな~」と言いながら、ツーショットをパチリ。
もう一枚。初出展された栗原優子さんが「世界中の人々の幸せを愛し切望する可能性に欠けて表現しました」「全身全霊をとして描き切りました」と語られる100号の作品の前でご一緒にパチリ。
朝の会合は、議連として提案した「障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法」が議員立法として5月に全会一致で成立したことの報告会です。法案成立経緯の報告の後、参加された障害者団体の皆さん、国会議員、関係の役所担当者がそれぞれ一言ずつ発言。成立を喜びながら、これからの具体化が大事だというのが一致した声でした。引き続き頑張ります。
国土交通省では、党議員団としての盛土規制法の成立を受けた見直し検討に向けての提案を泉田政務官に手渡し懇談しました。「熱海土石流を受け、国民のいのち、財産を守るため、危険な盛土等の規制及び建設残土の適正処理をより実効あるものに」と題する提言。
野党6会派が共同提案し、与党も賛成した修正により、同法についてはとどけ5年以内に見直しを検討ことことになっています。党の提案に泉田氏がまずは実態をしっかり把握したいと応じたのに対し、5年を待たずして見直しを行うよう改めて求めました。
その後、日弁連の「これからの司法を支える谷間世代との院内意見交換会」に出席。司法修習生の給費制度はいったん廃止されましたが、ビギナーズネットをはじめとした運動で新たな給費制が実現しました。しかし、遡及されことはなく、給費を受けられなかった全法曹の4分の1を占める1万1千人の谷間世代への国よる施策は実現していません。
日弁連は谷間世代に対して「若手チャレンジ基金」を設立しましたが、国による支援が必要です。会合には自民党から我が党まで与野党各党の議員が参加し、あいさつしました。党派を超えて支援を実現したい。
司会は吉俣県議。いわぶち友参院議員・比例予定候補、高橋千鶴子衆院議員のメッセージ紹介に続き、10月の青森市議選の予定候補6人からの決意表明。続いて私がお話しました。
終了後、初めて演説会に参加して元教員の女性への入党のお誘い。「初めての私でもわかりやすかったです」と前向に考えていただけそうです。短時間でしたが、若者たちとのトークもできました。
「ねぶた愛好会」のねぶた作成者の諏訪慎さんは、諏訪副委員長のご子息。ちょうど、紙貼りの作業中で約2か月かかるとのこと。そのあとは書割り⇒ロウ書き⇒色付け⇒台上げと工程が進み、祭りを迎えます。一度は見たいねぶた祭です。
青森空港から伊丹に到着し京都の自宅へ。明日は福井、石川両県で訴えます。
昨日投開票の京都府知事選挙。選挙事務所近くの会場で、「つなぐ京都」の共同代表の皆さんや市民団体の皆さんらと開票を見守りました。残念ながら20時の時点で現職知事に当確が出されました。しばらくして会場にあらわれたかじかわ憲候補はマスコミのインタビューに「楽しい選挙だった」と。
市民と野党の共闘が府段階から地域ごとに根付いていってることへの確信や北陸新幹線延伸問題など争点に掲げた問題が選挙戦を通じて浮上したことへの手ごたえと共に、現職知事が争点になった問題で何も具体的に答えない「ステルス」作戦に終始したことへの憤りを語りました。同時に投開票だった北区府議補選は福田候補が健闘したものの維新の候補が当選する結果に。
新たな手ごたえと教訓を力に参院選挙勝利へと全力をあげます。
今日は朝の国対の後は明日の外交防衛委員会の質問準備や打ち合わせ。「全国学童保育連絡協議会」、「中皮腫、アスベスト疾患・患者と家族の会」の皆さんがそれぞれ来訪され、懇談しました。