ニュージーランド在住の日本人の医療関係者から、コロナ感染を基本的に抑え込んでいる同国の取り組みや政府の基本姿勢について、党議員団としてZOOMでヒアリング。教訓に満ちたお話しでした。
強く印象に残ったのは、「コロナ制圧に成功している先進国(i(ニュージーランドや台湾)に共通しているもの、それは『科学に頼る政府』。国民を守りたいという国のリーダーの愛がその根底に」という指摘です。いずれも日本の政府に決定的に書けているものです。今後の論戦にしっかり生かしていきます。
国会召集日の政府四演説を聴取して、明日から衆参の代表質問。準備のために一日明けるのが慣例で、今日は衆参共に本会議や委員会は開かれません。事務所の会議や、動画メッセージの撮影、論戦の打ち合わせなどが続きました。
動画はこのHPにアップしています。ご覧あれ。
新型コロナ感染拡大対策の緊急事態宣言が一都三県に加え、大阪、兵庫、京都の関西3府県、愛知と岐阜の東海2県、それに福岡、栃木を追加して11の都府県に拡大することとなり、衆参の議運理事会で報告と質疑が行われました。
日本共産党から塩川、倉林両議院が質問に立ち、医療現場が限界に直面しており、過度のストレスにさらされている看護婦等の実態を示しながら政府に対応を求めました。
緊急事態宣言で国民に外出自粛を求める一方、変異種が大きな問題になってるにも関わらずビジネス関係者入国を緩和している問題で、全世界からの入国停止を求めることを通告していましたが、質問の直前に政府が入国停止の方針を固めたとの報道がありました。
今日は午前中にはコロナ問題での衆院内閣委員会も開かれました。これらの委員会を院内テレビで視聴しつつ、党本部で開かれた全国の地区委員長の経験交流会議もネットで視聴しました。
今日は、朝から夕方まで富山県内の砺波、高岡、富山市で活動の予定でしたが、北陸地方の大雪がさらに激しくなるという予報で急遽とりやめました。ところが、予想をさらに上回る大雪となり、砺波、小矢部、高岡の県内3自治体には災害救助法が適用されました。富山市内は35年ぶりという114センチの積雪。
交通はマヒし、住民の皆さんも雪かきに追われ、その中の事故で亡くなる方もでるなど被害が出ています。地方議員や党機関の皆さんは、自らの雪かきと共に様々な相談にも対応されており、頭が下がります。今後、国からの支援をしっかり求めていきます。
予定が空いたため、富山への思いを込めながら、昨日全国公開された富山の米騒動を描いた映画『大米騒動』を観ました。富山弁だらけで、楽しく痛快でした。10日付の赤旗日曜版には、大迫力の「おばば」役で出演されている、富山出身の俳優室井滋さんが登場されています。
富山は昨年は、富山市議会における政務活動費不正の問題でのドキュメント映画「はりぼて」が大きな話題となりました。自民党などの市議の税金私物化ぶりとともに、そうした議員を選んできた有権者の意識も描かれました。
たしかに富山には保守王国と呼ばれる状況がありますが、「大米騒動」の中で描かれた、当時の女性たちが、米価のつり上げに対し「米寄こせ」と団結して声を上げ、ついに行政を動かした生き生きとしこのた姿を見て、こういう歴史と底力があると改めて確信になりました。
今年は富山市議選があります。この底力を受け次いで、日本共産党の躍進で新しい政治を切り開きたい。
菅内閣は夕方、一都三県に「緊急事態宣言」を発令しました。今日の都内の新規感染者は初めて2千人を超え、一気に2447人に。全国的にも初めて七千を超え、7,528人。首相が「感染を抑えている」と述べていた大阪も過去最高の600人超え。首相の危機感のなさが、無為無策となり、深刻な事態につながっていることが浮き彫りになりました。
発令に先立ち、午後から衆参の議運委員会で質疑が行われ、日本共産党から塩川、山添両議員が質問。この場にも本部長である菅首相が欠席。説明する意欲も能力もないなど一国のリーダーとして失格です。しかも、持続化給付金や家賃補助制度は予定通り打ち切り。あまりにもひどすぎます。コロナ収束が前提となっている第三次補正予算も抜本的に見直すべきです。
今日の新型コロナウィルスの新規感染者は全国で初めて6000人を超え、東京は1591人と過去最高。関東各県や大阪、愛知なども軒並み過去最高クラスの新規感染者となりました。迅速、的確な政治の対応が求められています。
午後から今年初めての国対会議が開かれ、昨日の政府・与野党連絡協議会や午前中の野党国対委員長連絡会の議論の報告を受け、当面のコロナ問題での対応を中心に議論。その後、参院野党国対委員長会談も開かれました。
政府は明日にも緊急事態宣言を発令する予定。その前に衆参の議運委員会で報告と質疑が行われます。さらに政府は特別措置法改定案を提出し、補正予算審議に続き、本予算審議の前に審議・成立させる方向。十分な補償こそ必要であり、政府が検討している罰則規定の導入には反対です。
北陸信越ブロックの一斉宣伝。新潟駅前で平あやこ衆院二区・比例重複予定候補と共に早朝から訴えました。県内の山間部の大雪被害が心配ですが、新潟市内は積雪なしでした。
午前中は新潟民医連、生活と健康を守るの皆さんと、それぞれコロナ対策について懇談し、ご苦労や要望をお聞きしました。
新潟市では、民医連をはじめとした関係団体の運動の中で、PCR検査について一定の高齢者や介護施設職員への助成事業が発表されたところですが、さらに拡充の必要があります。この間の減収への補填へも強い要望があります。
生活と健康を守る会の皆さんが、緊急小口、総合支援資金の申し込みが三月末までの延長を知らせるチラシを配っていると、「俺の職場で配るのでチラシが欲しい」という人もいたとのこと。生活困窮者が広がるなかで、制度の拡充と改善が更に必要です。
午後は新発田市に移動し、二ヵ所で「集い」。加藤和雄、宮村幸男両市議の司会で進められ、国会報告の後、会場からの質問にお答えしました。終了後、立憲民主党の黒岩たかひろ衆院議員の事務所を表敬訪問。東京に戻っています。
今日発表の時事通信の世論調査は、「内閣支持続落43.1% コロナ対応評価せず4割超」。GOTOキャンペーンの全国ないし感染拡大地域での中断求める声は合計85.9%にもなります。
全国2500病院が加盟する日本病院会も即時中止を求める声明を発表。医療現場の必死の努力にかかわらず「感染拡大がこのまま続けば医療崩壊は必至の恐れ大」とし、国に「コロナウィルスと真剣に向き合うべき」とその危機感のなさを厳しく指摘。GOTOキャンペーンの即時、一時的中止を求めています。
今日、日本共産党国会議員団として志位委員長と田村政策委員長が政府に「GOTO事業の中止の決断」をはじめ、「新型コロナ『第三波』から医療・暮らし・事業を守る緊急要請」を行いました。西村経済再生担当相が応対。
一方、総理はネット番組でGOTOの継続に固執。国民の声、医療従事者の必死の訴えを聞くべきです。