穀田衆院議員が在職25年を記念して国会内に掲げることができる肖像画を西陣織で作られ、その広いうの会が開かれました。政界からは与野党を超えた有力議員が参加するなど、在職期間の大半を国対委員長を務めてこられた穀田さんにしかできない会となり、マスコミも大注目でした。
発起人として、伊吹文明元衆院議長、赤松元衆院副議長、舞鶴・西地織工業組合理事長が、来賓として二階自民党幹事長、川端元衆院副議長、狂言師の茂山あきらさんらが挨拶に立たれました。織額は、縦一万本、横二万本の絹糸を使っているとのこと。離れて見るとまるで絵のようですが、絹の独特の輝きがあります。
午前中は城陽市で水谷府議、城陽市議団とともに市内四カ所で街頭演説。同市では九月に市長選挙が戦われます。市政も国政も変えようと呼びかけ、比例代表選挙での日本共産党へのご支持を訴えました。
外交防衛委員会で、一般質疑と、日英原子力協定改定議定書など三条約の質疑の二回の質問に立ちました。一般質疑で取り上げたのは、広島県の被爆建物である旧陸軍被服支廠の全棟保存の問題です。
四棟すべての保存を求める県民の声が広がる中、当初一棟のみ保存としていた広島県が、耐震化した上で全棟保存することに踏み出し、重要文化財の指定を求める方向を示したことを受け、国の支援を求めました。
文化庁は、「建築史的価値、歴史的意義ある建物。今後も専門的助言行う」、一棟を所有している財務省は、「国、県、市の研究会での四棟保存・利活用の議論等を踏まえ対応する」との答弁。
茂木外相からは、唯一の戦争被爆国政府として全棟保存に取り組むことは国際的責務だと確認を求めると、「国としてできる限りのことをすべき」との答弁を得ました。
これからも、全棟保存を進め、被爆の実相を世界に発信するためにがんばります。
一般質疑ではさらにミャンマーのクーデターからの避難民の対する人道支援を求めました。日英原子力協定の質疑では、安全面でも経済的にも破たんした原発輸出路線にしがみつく政府の姿勢をただしました。

「医療費2倍化法案」が午後の参院厚労委で採決されてしまいました。それに先立つお昼の緊急集会に参加。まずは、ポスターを掲げて抗議の表明。立憲民主党の議員もご一緒でした。 法案撤回求める署名は計105万筆と紹介されました。この声が聞こえないのか。
挨拶に立ち、「コロナで大変なのに負担を増やすのか。国と大企業の負担を削るためにお年寄りの命を削るもの」「厚労相は法案は『弥縫策』と答弁した。年収200万円以上という対象の拡大を狙っている。許さないためにさらに声を広げ、政権交代で医療負担軽減の実現を」と訴えました。ガンバロウ!
今朝開かれたコロナ対策についての政府の基本的対処方針分科会で計五県をまん延防止等重点措置に追加する政府の諮問に対し、専門家から異論が出て、北海道、岡山、広島を緊急事態宣言の対象に加えることになりました。
午後に開かれた参院議院運営委員会の質疑で、武田良介議員かは「政府の認識が甘かったという子だ」と指摘し、ワクチン接種での政府の市政をただし、五輪中止の決断を求めました。
10時からの本会議は当初予定から変わり、議了案件の採決のみで15分で終了しました。午後から、来週の日印ACSAの質問準備のために防衛省からレクを受けました。夕方に国会を出て京都へ。
病床削減法案を審議している参院厚生労働委員会で三原じゅん子厚労副大臣が午後から出席していなかったことが問題になり、審議途中で休憩に。自民党の理事にも連絡しないままに省内の会議に出席したいたことが分かり、委員会軽視が明らかになりました。
与野党国対や野党国対が断続的に開かれ、厚労委は休憩のまま散会に。朝の理事会で決められていた病床削減法案の採決も先送りになりました。これに伴い、明日の本会議で予定されていた医療費二倍化法案の質疑も行われないことになりました。
午前中は外交防衛委員会。開会前の理事会で、イスラエルとパレスチナの攻撃の応酬に関連して、中山防衛副大臣が「私達の心はイスラエルと共にあります」などとツイートしたことが問題になりました。
外務省から「イスラエル、パレスチナの双方に死傷者が出ていることに深刻な憂慮。双方に自制を求める働きかけをしている」 との政府の立場の説明がありました。それとまったく異にし、「私達の心はイスラエルと共にあります」とするこの防衛副大臣の発言は極めて重大です。「私達」とは誰か。与党議員からも疑問の声があがりました。
委員会は二つの条約承認案の趣旨説明だけで五分で終了。冒頭、先日、長野選挙区補欠選挙で初当選した羽田次郎議員が外交防衛委員会に所属となり、今日、初めての出席。冒頭紹介があり、拍手で歓迎しました。
午後には、大阪高裁の「ノ-モア・ヒバクシャ近畿訴訟」控訴審で逆転勝訴とのニュースがとびこんできました。素晴らしい。
明日の倫理選挙特別委員会の質問準備をしながら二つのオンラインの会合に参加しました。まずは、昼過ぎに日本共産党東京都委員会に行き、全生連後援会のオンライン決起集会で挨拶。全生連のスローガンは「一人はみんなのために みんなは一人のために」。
実は、私が中学生の時に生徒会長の選挙に立候補して掲げたスローガンがこれでした。そんな自己紹介をして国会報告をしました。
国会に戻ると、東北のある県で参加していただいた二人の方が入党してくださったとの知らせが。感激です。
夜は京都の私大教連の皆さんとのZOOM懇談。日本共産党京都府議団や武山比例候補もご一緒でした。緊急事態宣言下で飲食系のバイトが激減する中での学生の生活苦、対面授業が困難な状況や大学におけるPCR検査の取り組み、生協の食堂の経営難などなど、多岐にわたり大学の現状とご苦労、要望などお聞きすることができました。
二つの合間を縫って夕方には質問通告終了。
GW明けの国会。いきなり大きく動きました。自公の国民投票法改定案をめぐって緊迫していた衆院憲法審査会で立憲民主党の修正案を受け入れたことにより採決が行われ、日本共産党以外の賛成多数で可決しました。
採決に先立ち赤嶺議員が修正案、原案ともに反対の討論を行いました。採決後の会見で志位委員長は強く抗議し、断固反対を貫いてたたかうことを表明。首相は、自民「改憲4項目」の実現にむけた「最初の一歩」にすると言っているが、〝安倍・菅改憲〟を許さない闘いに全力をあげると強調しました。
また、立憲民主党と態度が分かれたことは残念です。同時に、〝安倍・菅改憲〟に反対することは一致しています。そういう大きなところでの一致を大切にして、総選挙に向けた協力を前進させていきたいと述べました。
もう一つ大きく動いたのが、緊急事態宣言の延長。11日までの期限を今月いっぱいのばすことを首相が表明しました。やるべきことをやらずに再宣言をし、「短期集中」で抑え込むと言って17日間の宣言としながら、20日間の延長。政府の無為無策がこんな事態をもたらしたことを厳しく反省すべき。
午前中の参院本会議で、病床を削減した病院に消費税を財源として国が補助金を出す、「病床削減推進法案」の質疑が行われ、日本共産党から倉林明子議員が質問に立ちました。
午後には京都と大阪の国家公務員労働組合連合会の代表から、穀田恵二議員とともに請願署名に基づく要請を受け、懇談しました。この間の人員削減が進む一方で、異常気象による災害が頻発しており、その対応で日常の業務が滞ることに。加えて、広域での災害応援に出ることもありなど、現場でのご苦労をお聞きしました。
午前中の本会議での質疑でも、倉林さんが医療現場から余裕が奪われ、ひとたび感染が広がると一気に医療ひっ迫になる事態を示しながら、医療体制の強化を求めましたが、公務の現場でも同様なことが起きています。住民の命、暮らし、安全を守るための十分な体制が必要です。
決算委員会で総理ら全閣僚出席の総括質疑がテレビ中継入りで行われました。日本共産党から倉林明子議員がコロナ対策で、武田議員か柏崎刈羽原発で質問。委員会室で応援傍聴しました。
倉林議員は、政府の進める検査が感染を抑え込むために規模もスピードも足りないことを追及。武田議員の質問では、「東電に原発運転の資格なし」がくっきり浮き彫りになり、そんな東電に自主検査をさせた規制委員会、再稼働のスケジュールを作って進めてきた政府の責任も明確になりました。
午前中には外務省から、コロナ禍の下での外務省職員の海外勤務の問題や在外邦人の方のワクチン接種や移動制限で領事館の出張サービスを受けられなくなっていることなどについてレクを受けました。夜は議員団会議。