活動日誌

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「外交安保・核廃絶」の記事

 IMG_2938.jpg衆参で代表質問が行われました。午前中は参院で立憲、自民の質問。午後は衆院で、公明、維新、国民、共産の質問と続き、志位委員長が登壇しました。

 参院の代表質問に先立ち、北朝鮮のミサイル発射に抗議する決議を全会一致で上げました。国際社会からの抗議にもかかわらず北朝鮮は今朝も2発の弾道ミサイルを発射しました。国際社会一体となった毅然として外交努力が求められています。

 本会議終了後、参院野党国対委員長会談。法案審議の参院先議案件について与党からの提案が示され論議。私は「法案は衆院から議論するのが基本。臨時国会での参院先議はほとんど例がない。野党要求にもかかわらず国会召集を遅らせ、69日の会期を提案しながら、日程がタイトなので参院先議をというのはいかがなものか」と述べました。

 16時過ぎから衆院本会議で志位委員長が質問。国葬、統一協会、物価高から暮らしと経営守目緊急提案、新型コロナ対策、辺野古基地問題で総理を厳しくただしました。

 衆院本会議での代表質問が始まりました。今日は立憲と民主の質問。日本共産党の志位委員長は明日の午後の質問です。本会議の冒頭に北朝鮮による弾道ミサイル発射に抗議する決議が全会一致で採択されました。

 参院でも明日午前の本会議で採択します。今日は、衆院の決議を土台にして参院での決議案の協議が行われ、我が党も共同提案者になることを確認しました。

 今後の本会議、予算委日程が大枠固まる中、常任委員会での所信や法案質疑の日程も見えてきました。今日は事務所で今後の日程や論戦の打ち合わせを行いました。

 昨日まで真夏のような暑さが続き、今朝も25度近くありましたが、昼過ぎから気温が下がり肌寒い一日に。明日は最低気温13度の予想。一気に秋が来ます。

 DSC03664.JPGやっと臨時国会が召集されました。いつもながら開会日はあわただしい。8:40の参院国対から始まり、国対→参院団会議→本会議(第1R)→倫理選挙特別委→拉致問題特別委→議員団総会→総がかり行動→開会式→公明党新参院役員が挨拶応対→本会議(第2R)→参院与野党国対委員長会談→韓国国慶節レセプションと続きました。
 議員団総会では志位委員長が挨拶。岸田政権が行き詰まり、新たな国民的運動がわき起こるもと「潮目が大きくかわる中での国会だ」と強調し、徹底追及とともに建設的打開策を提案し「値打ちが輝く国会にしていく」と決意を表明しました。
 続いて正午からの議員会館前の総がかり行動では日本共産党、立憲、社民、沖縄の議員が挨拶し、日本共産党は小池書記局長が訴えました。
 DSC03665.JPG15時からの本会議第二ラウンドは岸田総理の初診表明演説。内閣支持率の急低下に危機感を持って盛り上げようとしたからか、自民党席からいつになく大きな拍手がありましたが、全体は全く盛り上がらず。統一協会についても、数々の有罪判決をうた反社会的団体であることの認識は示されませんでした。
 私が一番頭にきたのは、冒頭部分で福島の復興に向けた住民の歩みについてのべ「未曾有の国難からも立ち上がることができた。直面する困難も必ず乗り越えられる」と強調し、後半部分ではエネルギー危機打開へ原発の再稼働や開発・建設に「正面から取り組む」としたこと。原発ゼロ実現求める福島の人々の復興の願いを踏みにじるものです。
 終了後、参院与野党国対委員長会談。私は、野党による憲法53条にもとづく開会要求をうけて、臨時国会を開くと官房長官から文書で連絡を受けた。そうであるなら、政府・与党の都合で国会日程をくむのでなく、国葬、リニア、コロナ、物価高騰など野党が求めた問題で予算委員会を含めて十分な審議時間をとることを強く求めました。
 夕方からは国会近くのホテルでの、韓国大使館主催の「国慶日」を祝うレセプションに参加。ユン・ドクミン駐日大使とあいさつを交わしました。

DSC03638.JPG米軍オスプレイの90mの超低空飛行訓練に日米政府が合意したことで、山添拓議員と共に防衛省・外務省から説明を受けました。

 米海兵隊のMV22オスプレイが低空飛行訓練をする際に、これまでの日米合意では人口密集地以外の地域での「最低安全高度」を150mとする日本の航空法に準じ、500㌳(150m)としてきました。sところが今回の合意は9/27から10/18の間は、300㌳(90m)~500㌳の高度での訓練を実施するというものです。

 日米地位協定の下で、日本の航空法は適用されませんが、これまでは在日米軍はそれと同一の高度規制を適用しているとしてきました。今回の合意は、公然と日本の航空法に反する超低空飛行訓練を行うことを合意したもので重大です。

 日米合意では自衛隊と在日米軍が「各種の実践的な訓練の実施を通じ、即応性を向上させる必要性が高まって」いるとし、「人員・物資の輸送に当たり、敵のレーダーからの捕捉や対空火器からの攻撃を回避」することなどのために必要不可欠だとしています。海外での作戦をも想定したものに他なりません。

 10/1~14に北海道で行われる日米共同訓練に沖縄の海兵隊のMV22が訓練移転で参加します。このMV22が、共同訓練とは別にこの超低空飛行訓練を行うとの説明でした。地域的限定はなく、どこでどのような訓練を行うかについても「米軍の運用に関わること」だとして明らかにされませんでした。

 さらに、今後、同様な合意が繰り返されるのではないかとの問いについても否定しませんでした。これまでの合意を破る無法が常態化する恐れがあります。

 しかも「沖縄の負担軽減」のための訓練移転だとしてきましたが、今回は従来沖縄でもできなかったはずの超低空訓練を公然と本土で行うものであり、「負担軽減」の名を借りた無法な訓練の拡大です。このような訓練は中止すべきです。

 週明け月曜日からの臨時国会召集の前日のなる今日、衆院では細田議長の統一協会との関係、参院ではセクハラが報道された公明党の熊野議員が今朝、辞職届けを出したことめぐり議運理事会での協議がありました。結局、3日の所信表明演説を受け、5~7日に衆参で代表質問が行われることになりました。

 日中50 ,y.jpg今日は、1972年9月29日に田中角栄と周恩来の両国首相(当時)が日中共同声明に署名し、日中の国交が正常化してから50周年の記念すべき日です。
 国会近くで開かれた「日中国交正常化50周年記念レセプション」に、志位委員長、穀田、笠井両議員らと共に参加しました。岸田総理と習近平中国国家主席との間で交換されたメッセージが読み上げられ、林外相や孔中国駐日大使らが挨拶。
 それぞれにこの50年間の両国の友好関係の発展と直面する様々課題を指摘し、原点に立ち戻り100年をめざしていっそうの発展を望むことが語られました。
 志位委員長は午後、国会内での記者会見で見解を求められ、日本共産党が今の中国の覇権主義、人権侵害に厳しい批判をしてきたことに変わりはないとしたうえで、中国と向き合う大切な二つの原則として、平和的対話と包摂的国際関係が重要だと答えました。
 朝の国対会議や事務所の打ち合わせ会議など、来週月曜日の臨時国会召集を控え、課題が山積みです。今日は衆院で与野党国対委員長会談が、また衆参の議運理事会が開かれ、召集に向けた様々な協議が行われました。
 DSC03576.JPG午後から、党舞鶴地区委員会の学習会で、日本共産党の外交ビジョンと自衛隊政策についてお話しました。舞鶴市では11月に市議選が戦われます。同市の舞鶴基地は海上自衛隊の日本海側の最大拠点。この間、米軍との共同行動が強められています。
 先の参院選では維新の候補者が「もう一度舞鶴を防衛の拠点に」と演説し、先日の市議会では市長が「約120年前、我が国は、欧米列強の猛威にさらされ、植民地化されることもあり得る状況の中で、本市に、日本海側の最重要拠点として舞鶴鎮守府が設置され‥大きな役割を果たしたときと同様の気概をもって」とのべて戦争拠点だったことを美化しました。
 ウクライナ危機に乗じた軍拡と改憲の大合唱の中、自衛隊問題は市議選でも最大の争点の一つになります。そこで、今回の学習会が取り組まれました。
 日本共産党の九条生かした「外交ビジョン」と自衛隊政策と題して、参院選での論戦についてお話。「自衛隊活用論」について、東アジアに平和をつくる外交努力が大前提であり、焦点は「力対力」による大軍拡の悪循環で危険を増大させ、隊員たちを米軍の戦争に派兵し「殺し殺される」戦場に送り込んでいいのかだと隊員を送りることを許さないことだと強調しました。
 終了後、高速バスで伊丹空港に向かい、明日告示の胎内市議選の応援のために新潟へ。
 議運仁比.jpg衆参の議運委員会で、国葬問題について岸田総理出席、TV中継入りでの質疑が行われました 総理自身が「丁寧に説明する」と述べていたのですから十分な審議時間を求めましたが、衆参共にわずか1時間半。わが党の持ち時間は衆院10分、参院9分という短さでした。
 衆院は塩川議員、参院は仁比議員がバッター。仁比議員は参院に復帰後の初質問です。13時からの衆院の質疑を参院国対で集まって視聴し、総理答弁を踏まえて議論して仁比議員の質問を練り上げました。
 岸田総理が統一協会との関係を断つとしながら、統一協会ともっとも深い関係にある安倍元総理を国葬にすることに国民の強い批判があります。にもかかわらず、衆院の質疑で総理が、統一協会と安倍元総理との関係について「当時の安倍元総理の判断であり、調査は困難」と答弁。
 仁比議員は、「その判断に基づき行われた事実については調査可能ではないか」と追及。「やるべきことは国葬ではなく調査だ」と迫りました。
 さらに「国葬」は「敬意と弔意を国全体であらわす儀式」という総理の発言について、「国全体に国民は入るのか」と質問すと「国民とともに弔意を示すことは重要」と否定しない答弁。総理は弔意を「強制的に求めるものではない」というが、「国全体で」としてすべての国民を巻き込んでいます。内心の自由を保障した憲法19条違反は明らか。国葬は中止しかありません。
 自民党は所属国会議員と統一協会との関係についての点検結果を議運質疑の後に発表しました。内容自身が極めて不十分なものですが、それを議運質疑の後にぶつけて発表することにより、報道を小さくすることができます。まったく反省がありません。
 午前中はミャンマーの民主化を進める議員連盟の役員会。ASEAN加盟国の国会議員でつくられているASEAN人権議連とのコンタクトがとれ、今後、共同して取り組んでいくことなど今後の活動方針を確認しました。

 IMG_2862.JPG昨年7月に発刊された『「黒い雨」訴訟ーなぜ、被爆者たちは切り捨てられたのか』の発刊記念講演会が開かれました。主催は京都被爆二世三世の会です。筆者は毎日新聞者の小山美砂さん。27歳です。

 「黒い雨」問題での初めての通史であり今の課題を明らかにした本を若い小山さんが出してくれたことは驚きであり、感謝です。一時間あまりの講演の後、京都の「会」や共催である神奈川県の二世三世のメンバーからお祝いと感謝の言葉や感想が述べられました。
 私も最後に時間をいただき、この問題で厚生労働省要請をしたことについて発言しました。一つは国の責任で周知・広報すること。国は新たな原爆手帳の対象者は13000人程度してきましたが、申請はまだ3500程度です。知らされていません。
 もう一つは審査の遅れ。まだ申請者のうち認定された人は1200人強。昨年11月に申請しながらいまだに認定されず、亡くなられた申請者は33人に及びます。広島県・市などが申請のために増員する場合に全額国が負担することを検討すると厚労省はいい、実際、広島県は9月1日から担当者を3人増やしました。さらに、強化することが必要です。
 党京都府委員会で府委員会三役の皆さんらと、穀田、倉林両議員と私で会議。統一地方選、次の国政選挙勝利へ意見交換をしました。

   毎日新聞に「『黒い雨』救済制度 広島県、審査迅速化へ担当者3人増員」の見出しの記事。今日から担当者を3人増やし19人にするとのこと。先日、仁比議員や大平元衆院議員らとともに厚労省に要請をしたことです。全額、国の負担によるもの。一歩前進です。

 記事によれば、審査に時間がかかっており、審査を待たずして33人の申請者が亡くなったとのこと。広島市や他県でも担当者を増やして迅速な審査を行うとともに、国の責任で救済制度を周知することが必要です。

 今日は明後日に講師を担当する京都の民青同盟の日本共産党綱領学習会の準備が中心でした。

 IMG_4220.JPG午前中は「黒い雨」被害者の原爆手帳候補について、仁比参院議員、藤井広島市議と共に国会と広島をつないで厚生労働省に要請。
 「黒い雨」にあった人で原爆手帳交付の新たな対象になるのは1万3千人とされていますが、今だにに申請者は3300人にとどまったうえ、交付は1200人にとどまっています。厚労省として全国の地方自治体と協力しながら十分な周知をすると共に、受付や審査をする自治体の体制を抜本的拡充するよう求めました。
 広島県に対してはすでに体制拡充のための追加の交付税措置を行っており、要望があればいっそうの措置を広島市を含めて行うことを検討するとの回答は前向きでした。根本的には高裁判決に従い、内部被ばくを認め、11疾病の要件をなくすことが必要です。
 IMG_2825.jpg午後に長野県上田市に行き、故羽田雄一郎参院議員の「お別れの会」に参列しました。一昨年の暮れ、コロナによる突然の訃報でした。その後もコロナ感染拡大が続く中、二度にわたり延期になっていました。
 会場のホールには県内外から多くの皆さんが参加されました。
亡くなった当時、お互い参院会派の幹事長で、私が所属する外防委の野党筆頭理事。お世話になりました。優しい笑顔を思い出しながら献花しました。
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