
朝の閣議で衆院の解散が決定され、13時から衆院本会議の冒頭で
議長が「日本国憲法第七条により、衆議院を解散する」との天皇の詔書を朗読しました。本会議の前の議員団総会で志位委員長が「選挙後に、新しい仲間とともに総会が開催できるよう、がんばりぬこう」と挨拶し、躍進を誓い合いました。
自公政治にサヨナラし、新しい政権を作る選挙です。参院は午前中、各委員会と本会議が開かれ、衆院解散中も各委員会の閉会中審査をできるように会期末処理を行いました。

衆院解散を受けて京都に戻り、穀田衆院議員、倉林参院議員とともに京都駅前で緊急街宣。自公政治にサヨナラし、野党による新しい政権を作るるために比例での躍進と京都1区での穀田さんの勝利を以下のように訴えました。
私は穀田国対委員長のもとで17年間、参院国対委員長を務めてきました。会期中は毎日会議を共にし、情勢が緊迫すれば1日に何度も連絡を取りあってて来ました。一番近くで穀田さんの仕事ぶりを見てきたものとして、今日の野党共闘の前進は穀田さんなくしてあり得なかったと断言できます。
2015年の安保法制強行以来、野党連合政権の実現を掲げて、粘り強く共闘を進めてきた穀田さん。ぶれることなく、しかも柔軟かつ誠実、国対委員長としての長い経験と知恵を持つ穀田さんへの他の野党の皆さんからの信頼が深まりました。
その下で野党国対委員長連絡会議が開かれるようになり、ことが起これば野党合同ヒアリングを行うのは当たり前になり、野党による60本を超える法案や36兆円の予算組み替え動議の提案など国会での野党共闘が積み上げられてきました。
それが今回の野党共通政策、立憲との政権協力合意、さらに選挙協力の前進に結実したのです。
この穀田さんを今度こそ京都1区で勝利させていただくならば、共闘はさらに固め、新しい政権を前進させる大きな力になることは間違いありません。
なんとしても穀田さんを押し上げ、比例で日本共産党を躍進させていただき、京都から新しい政治の流れを作りましょう。
終了後、自宅に戻ってパソコンを開くと嬉しいニュースが。9月に政権交代のあったノルウェーが核兵器禁止条約締約国会議へのオブザーバー参加をNATO加盟国で初めて表明したというもの。さあ次は日本です。野党の共通政策には、「核兵器禁止条約の批准をめざし、まずは締約国会議へのオブザーバー参加に向け努力する」と盛り込まれています。
日本も政権交代でノルウェーに続き、核兵器禁止条約に参加する政府をつくろろう。
今日から三日間代表質問。午後から衆院本会議で、立憲、自民両党の質問がありました。日本共産党は明日の午後の衆院本会議で志位委員長が、明後日午後の参院本会議で小池晃書記局長が質問に立ちます。
衆院本会議終了後、志位委員長が記者会見をし、日本共産党の総選挙政策「なにより、いのち。ぶれず、つらぬく」を発表しました。岸田政権の発足という新しい事態の下で、この間発表した申れ経済提言、気候危機打開2030戦略、ジェンダー平等政策の中心点を柱に、「自公政権の『負の遺産』を清算し、新しい政治を作るために力をつくします」「政権交代へチャレンジする総選挙です――日本共産党へのご支持・ご支援を心からお願いします」とのべています。
松本駅前のホテルを朝出て、午前中は来週日曜告示の安曇野市議選の応援。午後は長野市内で訴えました。安曇野市議選には井出勝正、臼井康彦、いがり久美子の3現職が立候補を予定。それぞれの皆さんと街頭から訴えました。
市議選の最中に解散となることが濃厚な中、市政も国政も一気に変えるチャンス。市議選での日本共産党の三議席の確保は、引き続く総選挙での躍進と野党共闘の勝利にはずみをつけ、政権交代への流れを作る確かな力だとご支持を呼びかけました。
午後は和田明子県議、黒沢市議とともに二ケ所で街頭演説会。長野での定数一の参院選、同補選での三連勝で市民と野党の共同こそが自民党政治を変える道であり、この道しかないことを全国に示したことが野党の共通政策、政権協力合意の土台になったと強調。
共闘の先進地、長野で日本共産党の比例の躍進、五つの小選挙区のすべてでの野党統一候補の勝利を勝ち取ろうと、ご支援をお願いしました。
夏日となった暑い一日でしたが、日陰に入ると秋の風が吹き、安曇野市では雲一つない鮮やかな青空を背景にした北アルプスの山々の美しい稜線を見ながらの街宣。早朝にはホテルから松本城までお散歩もできました。
昼食休憩した党中信地区委員会の事務所で、前からほしかった「特養あずみの里裁判」の報告集を買いました。介護の未来がかかったこの裁判で逆転無罪を勝ち取った闘いの記録。帰りの新幹線で目を通しながら、あらためて凄い闘いだったんだなと感銘しています。
さあ、明日から臨時国会。政権交代を始めよう!