日本学術会議の人事介入に加え、今日開かれた中曽根元首相の政府・自民党合同葬への弔旗や黙とうを求める通知をだしたこと、さらには福島原発事故の汚染水を漁民や地元自治体の懸念を無視して海洋放出する方針を固めるなど、菅政権の強権ぶりが次から次へと露わになり、ついつい長くなります。
京都を朝出て空路長崎へ。午後から長崎駅前での街頭演説会で、真島省三前衆院議員・比例予定候補、安江あや子長崎一区予定候補と共に訴えました。
冒頭「広島育ちの被爆二世です。長崎の原爆記念式典にはたびたび参加していますが、街頭で訴えるのは10年ぶりです。おりしも昨日、核兵器禁止条約が発効に必要な50ヵ国の批准に今月中に達すると報道されました。その直後に長崎で訴えられることを嬉しく思っています。ご一緒に、核兵器禁止条約に参加し、核廃絶の先頭に立つ政府へと変えましょう」と挨拶。
長崎ではヒバクシヤ国際署名が50万筆を突破しています。市民連合の立憲野党への要望書に初めて「核兵器禁止条約をただちに批准する」ことが盛り込まれたことや、被爆者の訴えが世界を大きく動かしてきたことを紹介しながら、被爆者の声、ヒロシマ・ナガサキの声、九条守り平和に生かせの声が届く政治の実現を呼びかけました。
真島さんは、現職時代の取り組みや、九州各地を歩き回って見聞きしたコロナ危機の実態と要求を紹介しながら、国民の命と暮らし、中小業者を支援する政治への転換を力強く訴えられました。再び、国会に押し上げたいと誰もが思う演説です。
安江さんは、就職氷河期世代の自らの体験に触れながら、自己責任押し付けでなく、誰もが人間らしい働き方のできる社会の実現を訴えられました。昨年の県議選が最初の選挙で国政候補は初めてですが、堂々たる、心にしみる訴えでした。 安江さんは候補者発表以来、最初の街頭
での訴えということでの地元マスコミも注目し、たくさんの取材がありました。
お昼はやっぱり、長崎ちゃんぽん。終了後、羽田に戻る予定でしたが、急遽明日、京都日程が入り、伊丹行きの便に変更。ところが、コロナ禍のために夕方の便が欠航で、空港で四時間近く待つことに。やれやれです。
午後から、京都市山科区の「平和を守る会」の総会で挨拶。日本平和委員会の地域組織として、草の根から平和の活動を続けておられます。
日本学術会議会員の任命拒否や敵基地攻撃能力保有や問題など、安倍政権の負の遺産を継承し、さらに暴走する菅内閣とのたたかいについて述べました。
続いて、府南部の宇治田原町議選勝利に向けた演説会。二期目をめざす山本ただし町議、妻の今西くみこ町議の後を継ぐ新人の今西としゆきさんの勝利を訴えました。
11/27告示で、26日からの臨時国会の本会議代表質問の真っただ中の選挙。コロナ禍の中、住民の命と暮らし守る町政・町議会の実現と菅政権による安倍政治継承にノー突き付け、政治の転換を進める選挙として、ご支援を訴えました。
今日は日本共産党東海ブロックの一斉宣伝。昨夜のうちに、山口県防府市の演説会から静岡駅前のホテルに入り、今朝は7:30から東静岡駅前で寺尾昭市議や支部の皆さんとともに宣伝行動。
首相指名選挙で、安倍政治を継承する菅政権を倒し野党連合政権を作る意思表示として枝野氏に投票したことや、市民連合の皆さんが、立憲野党に対して要請された政策内容など、この間の野党共闘の新たな前進について紹介しながら、ご支援を訴えました。
寺尾あきらさんの最初に選挙の応援に来た時に、「ルビーの指輪入りません。市民のために働く議員バッチを与えてください」と演説したことを思い出しました(*^^)v。
終了後、国会へ。夕方まで打ち合わせや資料整理などなど。
各党政策責任者によるNHK討論が急に決まり、田村さんがこれなくなったため。山口県の岩国市には何度も行ってますが、防府市は始めて。ただ私は、広島育ちで実家も広島ですが、父の転勤のため、生まれたのは防府市の近くの徳山市(周南市)です。
そこで演説の冒頭で、「山口県は安倍前総理の地元であり、多くの首相が出ていますが、山口県生まれの日本共産党の国会議員は3人。戦後、1949年の衆院選挙で旧山口二区から当選した田中堯平弁護士、そして宮本顕治元議長。三人目は何を隠そうこの私です。生まれ故郷の皆さんに訴えに参りました」――偉大な大先輩と並べて自己紹介をしてしまいました。m(__)m
一時間も演説する場合は、時々、こんな話もしないとね。((*^^)v
「女性はいくらでもうそをつける」発言で大問題になっている杉田水脈衆院議員は、安倍総理の肝いりで自民党の比例中国ブロックの比例単独候補として当選し、自民党の山口県衆議院比例区第二支部長を務めています。前回総選挙で、こんな人が当選する一方、大平さんが議席を失ったことは残念でなりません。
比例中国は定数11で自公が7を占めています。大平さんは、この間のブロック内でのたたかいや住民の切実な声を紹介し、「自公の7は多すぎる。自公を減らし、私を再び押し上げていただき、野党連合政権を」と気迫の訴え。
私も、何としても市議選に勝利し、総選挙で再び大平さんを押し上げてと心をこめて呼びかけました。
終了後、明日の東海ブロック一斉宣伝のために静岡県に向かってます。今夜は半沢直樹最終回。楽しみです。
最後に京都市山科区で、ちさか拓晃京都二区予定候補や市議とともに訴えました。
どこでもたくさん集まってくださいました。山科区では、京都市内では初の女性地区委員長として東地区委員長に先日選出された河上洋子さんが現場で陣頭指揮。
今日は敬老の日。お年寄りを中心にマルチ商法で2100億円もの被害をあたえたジャパンライフの山口元会長が、最後の荒稼ぎに使ったのが「桜を見る会」の招待状だったことを強調しました。
山口元会長が逮捕された下で、なぜ総理枠の招待状が贈られたのか、なぜ消費者庁の立ち入り検査がさきのばしになったのか、真相解明が必要です。
世論調査でも国民多数が再調査を求めており、菅総理は、「国民からみておかしいものは見直す」と述べた以上、調査をすべきと指摘し、安倍政治の負の遺産の一掃を訴えました。
終了後、京都へ。明日は京都六区と二区を回ります。
演説の中で、菅首相が「行政の縦割りの打破」を掲げていることについて、「縦割りの弊害は打破する必要があるが、今、日本の行政で一番の問題は、官邸が省庁に『横やり』を入れ、忖度、改ざん、隠ぺい、虚偽答弁などモラルハザードを蔓延させてきたことだ」と強調。
「長野県では二回の参院選挙で市民と野党の共同候補が勝利し、自民党議席をゼロにしました。今度は衆院でも自民党をゼロにしましょう。野党共闘の勝利と日本共産党の躍進へ力をお貸しください」と呼びかけました。
昼休みには地区委員会事務所で栗ご飯と地元のとれたて野菜たっぷりの炊き出しをいただきました。美味でした。その後、事務所で行われた50年党員証の伝達式に参加して、挨拶しました。
終了後、明日の行動のために三重県桑名市に移動。移動中のため、「激論クロスファイアけ」の放送は見ることができませんでした。
その後、東京に戻り、17時からBS朝日の「激論 クロスファイア~与野党論客に問う!菅 新政権始動!どうする『最重要課題』」の収録。
臨時国会三日目。野党は菅新総理の下での代表質問などしっかのとした質疑を求めましたが、与党は拒否し、一切質疑無しで今日で閉じてしまいました。
朝から閉会中審査要求の議決をするために各委員会が開かれ、11:30からの本会議も2分程度で終了。その後、控室で、国民民主党、自民党のそれぞれの参院会派の新役員の挨拶を受けました。
3時過ぎに国会を出て、長野県上田市へ行き、JR駅前で緊急の国会報告街頭演説。今日は北陸信越ブロックの月一回のいっせい宣伝の日にも当たります。蒸し暑い東京でしたが、暗くなり始めた上田駅に降りると肌寒いくらい。
訴えた後、新幹線に飛び乗り、明日の行動のために東京経由で名古屋へ移動中です。