活動日誌

ホーム の中の 活動日誌 の中の 社会保障・障害者・教育・文化

「社会保障・障害者・教育・文化」の記事

 国会の会期と統一教会の被害者救済法案の審議をめぐって断続的な協議となった一日でした。     12:30からの立憲、国民、維新との国対委員長会談では、自民党から救済法案の質疑を明日の衆院本会議で送られてきた直後に参院本会議で質疑し、明後日は特別委員会で質疑をとの提案があることが報告され、意見交換しました。

 私は、参院審議を形骸化させるものであると共に、会期末を迎え審議時間が十分にとれないのは不祥事や不手際など政府・与党の責任であり、会期を延長して十分な審議を行うことを主張しました。結局、16時半からの議運理事会では明日の本会議立てが確認されました。

 それをうけて国IMG_3108.jpg対で議論。明日、参院議長に会期延長を申し入れること、衆院に救済法の修正案を提出することなど確認しました。明日の本会議では山添議員が質問に立ちます。

 8:30から超党派の「2025年デフリンビック東京大会推進議員連盟」の設立総会に参加。ろう者のオリンピックしての大会で、全日本ろうあ連盟の招致活動が実り、100年の歴史上初めての日本開催になります。吉良さんが会長代行に私は幹事長代行に選出されました。

 明日の内閣委員会はPFI法改正案の質疑。午前中に内閣府からレクをうけ通告を済ませました。

 17246179993881.jpg内閣委で視覚障害者等の「読書バリアフリー」の促進について質問しました。2018年に「視覚障害者等による著作物の利用機会促進マラケシュ条約」が締結され翌年、議員立法で「読書バリアフリー法」が制定されました。

  この間の関係者の努力で点字、音声などの視覚障害者等にアクセシブルな図書の拡充が進められています。さらに視覚障害者向け図書データの検索・利用できる国立国会図書館やサピエ図書館とのネットワークの拡充が求められています。
 ところが、県内にネットワーク加入の公的図書館がない県が11あり、ネットワークに未加入の都道府県立図書館では17あります。「読書バリアフリー法」では地方自治体に視覚障害者の読書環境整備のための基本的な計画の策定に努めるよう定めていますが、全国の都道府県、政令市、中核市の269自治体のうち、策定の予定がないのは実に49%です。
 都道府県立図書館が国立国会図書館とのネットワークに加入していない17県のなかで計画策定は検討中にとどまるのが9、予定がないのが5。あわせて14県が策定作業にも入っていません。質疑の中で、「地方自治体が、計画をもつことが諸課題を促進するうえで重要であることを示している。計画策定の意義を周知し、策定の支援をするとともに、読書バリアフリーの促進に必要な地方交付税の拡充を」と政府に求めました。
 午後は厚労省前で行われている高齢者運動連絡会の皆さんの座り込みを小池、田村、吉良議員と共に激励。メガネが曇って真っ白に。「物価高騰の中、年金削減、医療費二倍化、介護改悪計画・・寒空の中、高齢者が座り込みをせざるをえないような冷たい政治やりながら、軍事費は大幅拡大。この政治変えよう」と訴えました。

 22.12.5 倉林.jpg明日、衆院本会議で審議入りする統一協会被害者の救済法案について自民党から野党に対し、「委員会審議において対応を検討する」として修正案の概要が示されました。第3条の「配慮義務」について、「勧告」「公表」の対象として「報告」を求めるとするなどです。

 国対で議論し、夕方の小池書記局長の記者会見で「きわめて不十分」として、「配慮義務」ではなく「禁止規定」とするべきこと、また、法案第4条6号の禁止行為は見直し「困惑」しないで行う寄付を対象とすべきこと、見直しを「施行後1年を目途」とすることなど求めました。

 午前中には参院本会議か開かれ、障害者総合支援法改正案の審議。日本共産党から倉林議員が質問にたち、「束ね法案」に多くの障害者団体から「私達の声を封じることになりかねない」と抗議の声があがっていることを示し、法案を出し直し、それぞれに十分な審議を行うことを要求。そのうえで障害者権利条約の初の日本審査による総括所見を示しながら日本の障害福祉法制や法案について厚労大臣をただしました。

 明日の内閣委員会で視覚障害者等の読書の権利を保障する「読書バリアフリー」について質問するため、今日はその原稿の仕上げ。午後に通告しました。

 デフリンビック.png2025年に東京で開かれることが決まったデフリンビックの成功へ昨日(11/18)、全日本ろうあ連盟の久松三二事務局長が来訪されました。
 デフリンビックをご存じですか?
 ――身体障害者のオリンピック「パラリンピック」に対し「デフリンピック(Deaflympics)」は、ろう者のオリンピックとして、夏季大会は1924年にフランスで、冬季大会は1949年にオーストリアで初めて開催されています。障害当事者であるろう者自身が運営する、ろう者のための国際的なスポーツ大会であり、また参加者が国際手話によるコミュニケーションで友好を深められるところに大きな特徴があります――全日本ろうあ連盟スポーツ委員会のホームページより
 100年近い歴史のあるこのデフレンピックの第25回大会が日本で初めて開催されることが9月に決まり、その説明と成功への支援の要請に来られたのです。
 デフリンビック要請.jpg懇談では、久松事務局長さんから、デフリンビック開催の意義と共に、早期の組織委員会立ち上げ、国民的な周知、世界から集まるろう者の受け入れなどについて要望が出され懇談。また、ろう者が一般の大会に参加する際に、競技スタートのピストルの音が聞こえないなどへの配慮を要望していることもお話がありました。
 私からは、日本共産党都議団が2019年9月の都議会代表質問で、東京都聴覚障害者連盟のご要望に応え東京都が開催地候補になることを積極的に検討するよう求めたことを紹介。 ろう者の最高のパフォーマンスの発揮の場であり、参加者が手話による国際交流がはかれるデフリンピックを開催することは大きな意義があると同時に障害者の理解促進や多様性の実現、アクセシビリティの向上をはじめ、SDGsを推進する力になると考えていることをお話ししました。
 最後にデフリンピックのマークを指でつくってパチリ。
 午前中は参院本会議で民法改正案の質疑。日本共産党から仁比議員が質問に立ちました。復活当選後最初の本会議質疑。改正案の前進面と課題を国際水準と憲法の立場から歴史的に掘り下げた質問でした。
 午後に羽田から広島へ。明日、明後日の広島日程を利用し、今夜は母のいる三次市です。

 17140624894590.jpg内閣委員会が10時から開かれ、マネーロンダリング防止法案についての趣旨説明を受けました。来週から補正予算審議にはいりますから、この法案の質疑は12月に入ってからになります。

 午前中に愛知県保険医協会の代表が来訪。「健康保険証を廃止しないでください」という要請書、「オンライン資格確認システムの導入『義務化』撤回を求める医師・歯科医師要請署名」「憲法を守り生かす請願署名」等をいただき懇談しました。

 昨日の倫理選挙特別委員会での寺田総務相の関係政治団体の領収書偽造疑惑の質問。広島の地元紙「中国新聞」でも報道され、掲載紙を届けてくださいました。各紙とも、辞任を求める声が広がっていると報道しています。

 倉林本会議.jpg法相としても人間としても許せない暴言をはいた葉梨法務大臣が辞任しました。当然のこであり、遅すぎます。10時から開かれた本会議で岸田総理は倉林議員をはじめ野党議員からの罷免要求にたいして「厳重に注意した。説明責任を果たし、発言は慎重に」と答弁するだけで応じませんでした。
 ところが本会議後に一転、大臣の辞任へ。国会質疑を愚弄するものであり、しかも「辞表」を受け取る形にとどまりました。山際大臣の時と同じ。自らの任命責任を明らかにし、「罷免」するべきでした。
 
それにしても国民生活に責任をもつ経済再生担当大臣の山際氏が統一協会の広告塔になって国民に被害を与え、人権に責任をもつ葉梨法務大臣が死刑執行を軽んずる発言をしていずれも辞任し、さらに政治資金を所管する寺田大臣が自らの政治団体や後援会の会計で次々と規律違反が発覚――内閣全体が不適格だといわなければなりません。
 本会議は感染症法改正案の質疑が行われ、日本共産党から倉林議員が質問にたちました。この間の医療や介護、保健所の現場の苦闘を語った倉林さん。保健所の新入職員が、研修を受けるまもなくコロナ対応の最前線で困難な仕事にあたり、「ベランダに足を掛けたことも」と言いながら、奮闘していることを紹介したときに、倉林さんの声が詰まると「頑張れ」の声がかかり、与野党超えて聞き入りました。
 本会議は予定より伸びて三時間かかり、続いて短時間の倫理選挙特別委。法相辞任へというニュースに接したばかりなので、寺田総務相の法案趣旨説明を「次はあなたが辞任する番」と思いながら聞きました。
 その後、防衛省からレク。つづいて来週以降の質問準備で、法務省からマネーロンダリング防止の法案に関してマネロン罪の法定刑引上げや共謀罪の問題についてレク。夜の新幹線で京都へ。
 吉田今宮太鼓.jpg朝は、地元学区の「吉田フレンドシップコンサートin地塩寮」から。学区内にあった左京区役所の合意なき移転に反対する運動の中で生まれた会である「吉田コミュニテイ」の主催の手作りコンサート。地元住民や京大の教職員、学生など中心に和太鼓、オカリナ、津軽三味線、琴、ギター、ピアノ、フルートの演奏や歌、ジャンルも和楽からフォーク、ジャズ、クラッシックまで実に多彩もので、夕方までたっぷりと演奏があります。
冒頭、光永府議と共に来賓として紹介いただき、最初の演奏である、ドスンとおなかに響く吉田今宮太鼓の勇壮な演奏を楽しみました。
 続いて名古屋市へ。10月最後の日曜日であり、党東・北・西・中地区委員会の皆さんと共に入党の働きかけやしんぶん赤旗の購読おすすめの行動に参加しました。
 まずは、20歳の大学生の女性の民青同盟員に河井地区委員長と一緒に入党のお話し。途上国の貧困支援へフェアトレードなど国際活動に取り組んでいて、留学から帰ってきたばかりです。「私が入って役に立てるか」という彼女に、「素晴らしい活動。若いあなたの入党がみんなを励ます。党に入って学びながら、できることから一緒にやろう」と呼びかけ、決意していただきました。うれしいなあ。
 さらに、近くの団地で、ご挨拶と「赤旗」のお勧めで訪問活動。案内して下さった支部の女性が団地の自治会活動に熱心に取り組んでおられることもあり、日曜版を購読していただくことに。
西区に移動し、労働運動や地域の自治会活動に取り組んでこられた年配の男性に入党のお誘い。いろんなご意見を伺うことができました。
 IMG_0173.JPG「なくせじん肺キャラバン」の国会請願デモを激励。コロナ禍が続く下、二日続けてのデモ激励は実に久しぶりです。じん肺・アスベスト被害者の早期救済と一日も早い根絶、建材メーカーを含む基金の創設を求めてデモ参加者の皆さんと一緒に唱和しました。
 明後日の本会議で山際大臣辞任に関して総理質問を行うことが決まり、私がバッターになりました。内閣委員会の理事懇も開かれ、中止となった七大臣からの所信挨拶の聴取を明日行う、質疑を来週の1日に行うことを決めました。
 と、いうことで今日は本会議質問と委員会質問の準備を並行して進めています。
 山梨の地元紙が、今年三月の米軍機による甲府上空での米軍機による空中給油訓練を米軍が認めたと防衛省から山梨県に報告があったと報道しました。
 訓練直後に、「陸地上空では空中給油訓練をやらないという日米の合意に反するもの。米軍に確認し抗議を」と質問しました。半年たって、やっと米軍が認めましたが、防衛省は県に、「今回の給油は別の訓練の支援活動で給油自体の訓練ではない」と説明し、問題ないとの認識を示したという。
 何という認識か。住民にとって訓練の危険性に変わりはない。合意を守らせるのではなく、米軍の合意違反を詭弁で擁護する。一体どこの国の政府なのか。許しがたい。

 ふー。今日は慌ただしい一日でした。午前中は京都府、市議団の皆さんの政府要請行動に同席。統一地方選の予定候補の皆さんも参加され、厚生労働省に新型コロナ感染症対策や物価高騰対策、最低賃金引上げなどで、現場の実態や声を示しながら要請しました。
 お昼はコンビニおにぎりを食べて党参院議員の会議。午後から統一協会問題追及チームの第八回会合で九州大学の南野森教授から「信教の自由」と法的規制についてヒアリング。
 IMG_2868.jpg統一教会問題が「政治と宗教の問題というよりは、政治と不法行為を繰り返す団体の問題であると理解すべき」と述べられ、宗教法人法による解散命令に政府が要件に当たらないとしていることについて、過去二例しかなく、新たな法解釈によって解散命令は充分ありうることなどわかりやすくお話しいただきました。
 その後、国会対策委員会、議員団会議、議員団の「地域鉄道再生チーム」の初会合と続きました。正式名称は「JRローカル線党鉄道網の存続・再生により、持続可能な地域社会めざす対策チーム」。
 IMG_2869.JPGJR各社がローカル線の収支赤字路線を相次いで発表し、廃止を迫ろうとしている中で、地域鉄道を維持・再生し、持続可能な地域社会をめざすべきです。会合では、各地の現状などを出し合い、今後、勉強会や調査を重ねて政策提言をめざすことなど確認しました。
 昨日投開票の京都府綾部市会議員選挙で、日本共産党の井田かよ子(現) 、吉崎あつ子、塚崎たいし(以上新)三候補の全員が当選しました。おめでとうございます。
 吉崎あつ子さんは、告示直前に病気のために立候補を取りやめた夫の吉崎久議員の「志を受け継ぐ」と奮闘されました。残念ながら、その吉崎久さんが昨日の朝、亡くなりました。投票日まで病気とたたかい、当選の報を聞くことなく亡くなられましたが、妻あつ子さんの勝利を確信されていたと思います。
 勇退されるつきがしら市議のFBによると、当選の万歳を皆んなが躊躇していたのですが、娘さんより「眠っている父に聞こえるように大きな万歳をして下さい」との事で、思い切り声をあげたそうです。きっと聞こえたことでしょう。みんなから「きゅうちゃん」と親しまれた吉崎さん。長い間お疲れさまでした。安らかにお眠りください。
 あつ子さん、夫の病状を心配しながらの大変な選挙戦でしたが、見事に志を受け継がれました。本当にご苦労様でした。これからは「あっちゃん」と親しまれることでしょう。
 佐藤県議.jpg佐藤正幸石川県議が国会に来られ、金沢大学の学生寮廃止問題と先日の大雨被害支援で政府に要請しました。
 金沢大学は今年度末に学生寮を廃止することを決めています。日本人と留学生が混住する形体で整備されている学生宿舎に優先的に入居できるようにするとしていますが、現在の学生寮の三倍の負担になり、地元紙でも報道され、佐藤氏も県議会で質問してきました。
 文科省は、学生の生活基盤となり協調性をはぐくむなど学生寮の意義はのべるものの、設置等については大学の判断であり、国として予算措置もしていないという立場。経済的理由に左右されずに学ぶ権利を保障するために必要であり、コロナ禍の下でバイトの確保も大変な状況がある中で、廃寮が学業継続の困難につながると強調し、国として学寮の意義を明確にし、入居者が困難に陥らないような支援を大学が取るように要請しました。
 石川県での豪雨被害では、26日に小松市には被災者生活再建支援法が適用となりましたが、県内各地で住宅被害などが発生しています。災害共助法適用による国の支援などについて、自治体の側の理解が不十分で必ずしも全面的に活用されていない状況なども佐藤県議から紹介もあり、自治体と十分に連絡をとり、被災状況にあわせた制度の柔軟な活用を求めました。
 午前中は東京駅八重洲口近くで開かれている京都在住のフルイミエコさんの個展へ。土日は在廊されていたフルイさんは、今日は京都に戻っておられることは知っていたのですが、鑑賞中に画廊にフルイさんからたまたま電話が。かわってもらい、挨拶ができました。ラッキー。いつも心を温かくしてくれる作品。今回は深くてきれいな赤い色の作品がたくさんで、とても素敵でした。
前の10件 2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12

ページ最上部へ戻る